近年、温活という言葉をよく耳にしませんか。

温活とは、低くなった体温を温めることによって上げ、体の不調を改善することです。

冷えは血行が悪くなることで血液が体の末端である手足まで流れなくなってしまうのが原因です。
また、冷えは免疫力の低下、首や肩のこり、自立神経の乱れ、肌荒れなど様々な体の不調につながります。
特に女性は男性より筋肉量が少ないので冷えを感じやすいです。
筋肉は体温の上昇に欠かせない役割を持っているためです。

そこで役立つ温活方法について解説します。

・適度な運動

運動をして筋肉量を増やし基礎代謝を上げることで体温を上げます。
特に下半身に集中している筋肉量を高めるために、スクワットやかかとの上げ下げがおすすめです。
家で簡単にできるので、時間を決めてルーティン化すると忘れずに行うことができるでしょう。
ヨガやウォーキングはストレス発散にもなるので自律神経のバランスを整え、冷え対策にも繋がります。

・直接体を温める

お腹、下半身、首、手首、足首を温めましょう。
3つの首を温めるのは血流の多い血管が皮膚の近くを走っているので効率よく全身の血液を温めることができるためです。
腹巻、レッグウォーマー、ネックウォーマーを使用したり、カイロを部分的に貼るのもおすすめです。
布団の中で足が冷えて眠れないときは湯たんぽを使うといいでしょう。
最近USBで充電できる便利な湯たんぽも増えてきているので活用してみてください。

・体を温める食べ物・飲み物の摂取

基本的には、冷たいものは避けた方がいいです。
朝はまず白湯を飲み胃腸を温めましょう。
ココアや、しょうがを取り入れた料理も体が温まりますよ。

・湯船につかる

シャワーだけでさっと済ませてしまっている方も多いですよね。
冬に限らず夏も湯船に15分ほど浸かることで身体の芯まで温めることができます。
炭酸ガスの入浴剤を入れると血行がよくなるので試してみてください。

以上の温活方法を意識的に取り入れてみてはいかがでしょうか。
冬は手足が冷たいものと諦めず、一度自分の体と向き合い日々の生活に温活を取り入れてみましょう。