芳根京子 (C)週刊実話Web

俳優・芳根京子が出演するアサヒビール『アサヒ生ビール マルエフ』のテレビCMが不評を買っている。

同CMは“父の日限定”として6月1日から放送がスタート。芳根が「お父さぁん、いよいよ父の日だね」と、缶ビールに語りかけながらペンでメッセージを記入する。

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「きょうはお父さんにプレゼントがありまぁ~す。ちょっと待ってね」と笑いつつ、「ここに注目して」と指さす先には、「おつかれ生です」の文字。まるで恋人に語りかけるような甘ったるい話し方と相まって、主に女性のネットユーザーから《気持ち悪い》《時代錯誤のおぢが作ったんだろうな》など、酷評が飛び交っている。

確かに、実の父親に「ふふっ、待ってね。ちょっと待ってね。ふふっ」などといいながらメッセージを書き込む娘が本当にいるのか疑問であり、そんな演技をやらされている芳根もいい迷惑だろう。

アサヒビールは現在、『日本のみなさん、おつかれ生です。プロジェクト』を展開中だが、そもそも「おつかれ生です」というキャッチコピー自体が一部ネット上で反感を買っている。

リアルな酒場で「おつかれ生です」といって杯を交わす人などおらず、「素直にお疲れ様でいいじゃないか」という声が圧倒的だ。

「父の日」じゃなくてパパ活みたい?

もっとも、父の日を題材にしたテレビCMが不評なのは、なにも芳根に限ったことではない。

俳優の広瀬すずが出演するサントリー『ザ・プレミアム・モルツ 「いい日、プレモル。父の日」篇』にも、厳しい指摘が飛び交っていたのだ。

「CMは、広瀬の『大好きな人とお寿司に来ました。いつもありがとう。お父さん』というセリフとともに始まるのですが、銀座の高級寿司店のようなカウンター席で、ビールを飲み干し『んあぁぁ~』と声を上げながら握りをパクつく広瀬の姿に、『パパ活にしか見えない』という声が相次ぎました。お父さんへの感謝の表れとしてはかなりの予算がかかっていそうで、娘のお財布事情が気になるところですね(笑)」(芸能ライター)

実家でゴロゴロしながら「お父さんビール飲む?」くらいのトーンの方が、リアリティーはあるだろう。