大泉洋(C)週刊実話 無断転載厳禁

昼間に再放送されたフジテレビ伝説のドラマ『古畑任三郎』。故田村正和さん演じる警部補が完全犯罪を目論む犯人と対峙し、事件を解決する人気シリーズだった。

「全3シリーズに加え、特番なども放送され、いずれも高視聴率を記録した。再放送も、昼の時間帯ながら世帯視聴率2〜3%台をキープし、いまだに人気が高いことを証明しました」(制作事情通)

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そんな『古畑任三郎』を復活させるプロジェクトを、フジテレビが水面下で始動させたという情報が飛び込んできた。

「フジサイドは、脚本家の三谷幸喜氏の承諾を得た上で、すでにキャスティング作業に着手しているようです」(同)

この情報が事実なら、気になるのは二代目古畑任三郎を誰が演じるかということだ。

「最有力視されているのが木村拓哉(51)です。1996年1月に放送されたシーズン2の第4話『赤か、青か』に爆弾魔として出演。しかも、この回では田村さん演じる古畑警部補が、木村の頬をいきなりパチーンと平手打ちする神回でした」(制作関係者)

古畑が犯人に対して手を上げたのは、後にも先にもこの1回だけだった。

「後で分かったんですが、このシーンは田村さんの完全なアドリブでした」(同)

キムタクのギャラは300万

他にも名前が挙がっている“後任候補”が数名いる。

福山雅治(55)、大泉洋(51)、ディーン・フジオカ(43)、長谷川博己(47)の4人だ。

「福山も犯人役として出演経験がある。大泉とディーン、長谷川の3人は演技力です。フジは、三谷さんからキャスティングに関しては全権を貰っている。問題はギャラと役者のプライドです」(前出・制作事情通)

気になるギャラは、木村で1本300万円〜、福山は200万円〜、長谷川180万円〜、大泉160万円〜、ディーン140万円〜程度になりそうだという。

「木村は月9主演歴などのプレミアムがついて、この値段になるようです。ただ、制作現場の推し率は木村が最下位なんです」(同)

木村の有力対抗馬は福山になりそうだが、ここにきて大泉の名が存在感を増しているようだ。

「三谷さんは、朝日新聞の連載エッセイの特別版として『古畑任三郎』の新作を書き下ろしている。このとき、犯人役の三谷さんに殺される俳優“大泉妙”として被害者になっていた。ネームバリューと演技力はあるのに、ギャラが木村の半額程度というのも魅力です」(同)

三谷氏と大泉が組めば、コメディー色が強くなりそうだが…。