人気児童文学「はれときどきぶた」シリーズ作者の矢玉四郎さん死去 80歳

 「はれときどきぶた」シリーズの作者、矢玉四郎さんが亡くなったことを岩崎書店が発表しました。

 7月14日に老衰のため亡くなったとのこと。80歳でした。葬儀は矢玉さんの遺志により、家族葬で執り行われたといいます。

 岩崎書店は「春頃から体調を崩されていたそうですが、直前までメールでお返事くださっていましたので、私どもとしては思いもよらないことでした」とコメント。家族は「生き切った」と語っていたといいます。

 「こんなにも長く多くのこどもたちに愛され続ける作品に弊社が伴走できたことを大変光栄に思い、深く感謝しております」(岩崎書店)

1980年刊行のロングセラー児童書

 『はれときどきぶた』は1980年刊行のロングセラー児童文学。小学3年生が明日は「はれ、ときどきぶたがふるでしょう」と日記に書いたでたらめが本当になってしまうというストーリー。シリーズ10作品が刊行されています。