「タケは顔をしかめた」秀逸弾の久保建英、先発落ちを知った時の怒りを“リバプールを蹴った同僚”が明かす「僕たち全員を黙らせた」

 日本代表MFの“怒り”に言及した。

 久保建英がプレーするレアル・ソシエダは現地8月24日のラ・リーガ第2節で、エスパニョールとアウェーで対戦し、1-0で白星を飾った。

 よもやのベンチスタートとなった久保は67分からピッチに立つと、その悔しさを結果で晴らす。

 80分、右サイドでボールを受けると、DF2人を無力化するドリブル突破の後、左足を一閃。鮮やかなゴラッソで決勝点を奪ってみせた。

 秀逸なゴールを決めても、笑顔を見せなかった23歳は、駆け寄ってくるチームメイトを振り払うようにして走り出し、両耳に手を当て、背番号を指さすパフォーマンスを披露した。
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 地元紙『Noticias de Gipuzkoa』によれば、今夏にリバプールからのオファーを蹴って、ソシエダに残留したスペイン代表MFマルティン・スビメンディは試合後、久保についてこう話している。

「自分がスタメンではないと知った時、タケが顔をしかめたのを見た。しかしその後、彼は本来あるべき姿でピッチに出て、そのゴールで僕たち全員を黙らせたんだ」

 やはり、ベンチスタートには納得していなかったようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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