鹿島アントラーズは8月25日、J1の28節で東京ヴェルディと敵地で対戦。63分と75分に山見大登にゴールを許し、90分に鈴木優磨がPKで1点を返したものの、1-2で敗れた。
終盤に藤井智也のシュートから得たPKで、意地の一撃を決めた鈴木は、試合を振り返る。
「やっぱ危険なシーンをめちゃくちゃ作れてるかと言えば、そんなことはなかった。もうちょい大胆さが必要だと思います。大胆さが欠けています、最近特に。綺麗にやろうとし過ぎています。最後の部分でもうちょい大胆さを見せていかないと、自分たちのやりたいことは出せない」
シーズン前半で積み上げてきた良さがある一方で、夏の移籍期間で「チームはどうしても変化してくる。その(新加入)メンバーのそれぞれの良さもある」と選手の退団や加入を経て、「全員で良いものをもっともっと早く作っていかないと、なかなか上位に残って優勝争いをするのは難しくなってしまう」と指摘した。
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鹿島は今季、ホームで無敗を続けている一方で、アウェーは4連敗中(21節・神戸戦1-3、23節・横浜戦1-4、26節・磐田戦1-2)。特に、直近では相手の対策に苦しむ場面が増えている。
鹿島は次節、15位の京都サンガF.C.と敵地で対戦する。
鈴木は「残留争い中のチームは、目の色を変えて、球際で戦ってくる」とし、「僕たちも優勝に懸ける想いをしっかり相手にぶつけて、そこでまず上回られないのが大事」と敵地での不甲斐ない結果に終止符を打つ心づもりだ。
取材・文●渡邊裕樹(サッカーダイジェスト編集部)
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