「本人なのですが」写真をおねだりする人気歌手のインプレゾンビが大量発生 「何その平和なバイオハザード」「明確な通報理由が召喚」

 歌手の大石昌良(オーイシマサヨシ)さんが8月25日にXを更新し、Xにはびこる“インプレゾンビ”により“写真をおねだりするオーイシマサヨシ”が多数出現していることに注意喚起。これに「インプレゾンビのせいでオーイシマサヨシ大量発生って何その平和なバイオハザード」「オーイシマサヨシを生贄にインプレゾンビの明確な通報理由が召喚されたか」などの声があがっています。

 オーイシさんがポストしたのは、自身がX上でファン撮影の画像に対して許可取りリプを送っていることがインプレゾンビの知るところとなり、同様の文面の投稿がはびこっていることを伝えるもの。「ゾンビたちがオーイシマサヨシ本人を装って他界隈でもお写真をおねだりしてる」と状況を説明した上で、謝罪とともに注意喚起しました。許可取りリプ送っているところに好感。

 インプレゾンビとは、X上で、投稿の表示回数(インプレッション)を稼ぐ目的で作られたアカウントのこと。インプレッションの高さは広告収益につながるため、インプレゾンビは注目度が高い投稿に便乗する形で現れることが多く、投稿の内容も元投稿と同じだったり、意味のない内容を添えるなどするのが特徴です。

 オーイシさんの許可取り投稿がインプレゾンビの餌食になると、投稿に含まれる「オーイシマサヨシ本人なのですが」の部分も含めてインプレゾンビたちのアカウントから発信されるため、Xでは無数の自称“オーイシマサヨシ本人”が写真をねだる投稿が多数あふれています。

 この注意喚起は、「オーイシマサヨシに擬態するインプレゾンビの図があまりにもシュールで申し訳ないけど笑ってしまった」「インプレゾンビにまで真似されるオーイシマサヨシ氏の圧倒的カリスマ力」など笑いを誘う部分もあるものの、日頃これらの投稿を煩わしく感じる層からは、「オーイシマサヨシを生贄にインプレゾンビの明確な通報理由が召喚されたか」「確実な規約違反で報告しやすくなった」のように期せずしてなりすましとなっているインプレゾンビに強い姿勢で臨むべきだとする声も多くあがっています。

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