アーセナル、ソシエダからメリーノ獲得! 同胞同名アルテタ監督が歓喜「我々を格段に強くする」「この夏見たようにミケルは勝者」

 冨安健洋が所属するアーセナルは8月27日、ミケル・メリーノがレアル・ソシエダから長期契約で加入すると発表した。

 現在28歳のスペイン代表MFは2018年にソシエダに加入以来、242試合に出場し、27ゴール30アシストを記録。フィジカル、戦術眼、テクニックの3拍子が揃う万能型として、久保建英らと共にインパクトを放ってきたレフティだ。ドルトムント時代には6試合のみだが、香川真司とも共闘した。

 スペイン代表としては28試合2ゴールをマーク。今夏のEURO制覇に貢献したほか、2021年の東京五輪銀メダルメンバーでもある。

 獲得に当たり、スポーツディレクターの元ブラジル代表エドゥ氏は、次のようにコメントしている。
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「ミケル・メリーノの移籍が完了し、とても嬉しく思っている。夏の間、多くのクラブから興味を持たれていた選手の移籍をフィニッシュできたのは、多くの人々の素晴らしいチームワークの賜物だ。我々にとって重要なターゲットであり、私たちの昨季の好調なパフォーマンスを進化させるために、完璧にフィットし、向上させてくれる選手だと認識していた。我々はミケルと彼の家族をクラブに歓迎し、アーセナルでのプレーを楽しみにしている」

 また、同胞で同じ名を持つミケル・アルテタ監督も「ミケルは、経験と万能性で我々に大きなクオリティをもたらしてくれる選手だ」と太鼓判を押した。

「彼は何シーズンも、クラブレベルでも代表レベルでもトップでプレーしてきた。その技術的な能力と、強く前向きな性格と個性によって、我々のチームを格段に強くするだろう。この夏、私たちが見たように、ミケルは勝者でもあり、EUROを通じて力強いパフォーマンスでスペインの優勝に貢献した。ミケルと彼の家族をクラブに迎えることを嬉しく思うし、彼と一緒に仕事を始めるのが待ちきれないよ」

 新たに23番を背負うメリーノは、マンチェスター・シティの連覇を止め、アーセナルを悲願のプレミアリーグ制覇に導く存在となれるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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