ドイツ2部からイングランド2部に戦いの場を移すことになるのか。
英紙『Daily Mail』や衛星放送『Sky Sports』によると、チャンピオンシップのリーズが日本代表MF田中碧の獲得を目指し、デュッセルドルフと交渉を開始したという。
『The Yorkshire Evening Post』紙のグラハム・スミス記者は、リーズを率いるダニエル・ファルケ監督が田中の「大ファン」だと報道。グレン・カマラが退団したリーズが、田中を望んでいると伝えた。
Daily Mail紙は、田中とデュッセルドルフの契約には265万ポンド(約5億円)の契約解除金が設定されているとし、ブライトンに所属する三笘薫と親しい田中に、昨夏もこの名門が関心を寄せていたと報じている。
リーズ専門サイト『Leeds United News』は、「日本代表として27試合に出場し、8得点をあげている。伝えられている金額なら、リーズにとって本当にお買い得となるだろう」と、比較的安価で獲得できることのアドバンテージに注目した。
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また、『MOT Leeds News』は「移籍市場の終了が近づくなか、ドイツ2部に目を向けるのは、リーズにとってコストを抑えることになるかもしれない。また、25歳だけに、タナカは長期的な投資としてより良いかもしれない」と、好意的な見解を示している。
デュッセルドルフでは昨季、昇格プレーオフに進みながらブンデスリーガ1部に手が届かなかった。リーズも同じくプレーオフでプレミアリーグへの昇格を逃している。その両クラブ間を田中が渡り歩くことになるのか。残りわずかとなった移籍市場での進展が注目される。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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