現地時間8月28日に開催されたラ・リーガの第3節で、久保建英が所属するレアル・ソシエダがホームでアラベスと対戦した。
前節のエスパニョール戦(1-0)で、まさかのベンチスタートとなり、途中出場で決勝点を奪って“怒り”のゴールパフォーマンスが反響を呼んだ久保はスタメンに復帰。4-3-3の右ウイングに入った。
開始4分、左のポケットを取ったセルヒオ・ゴメスがグラウンダーのクロス。久保にチャンスが訪れるもミートできずに、枠を外れる。
アクシデントが発生したのは29分。キャプテンのオジャルサバルが、競り合いの中で誤って相手選手の足首付近を踏んでしまい、オンフィールドレビューの末にレッドカードとなる。10番はキャプテンマークを叩きつけて、怒りを露わにした。
それでも32分、久保が4人を引きつけてスビメンディにパス。そこから左サイドに展開され、S・ゴメスがクロスを送り込むと、飛び込んできたメンデスがワンタッチでネットを揺らし、先制ゴールを挙げる。
【動画】相手4人を無力化した久保が起点となったソシエダの先制点
しかし、前半アディショナルタイム、CKでの競り合いでCBのスベルディアがPKを献上。これをビジャリブレに決められ、同点とされる。
後半は激しい展開となるなか、久保は厳しいマークを受けながらも果敢に仕掛ける。
73分にはカウンターからピンチ。マルティネスに浴びたシュートはGKレミロが好セーブした後、ポストに救われた。
しかし77分、ボックス内でボール収めたマルティネスにゴールをこじ開けられ、逆転を許す。
このまま1-2で敗れたソシエダはまさかの格下にホーム2連敗となった。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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