エムバペがリーガ2戦不発? 心配ご無用! マドリー指揮官が断言「どんどん良くなっている」「クリスティアーノがいた時も…」

 レアル・マドリーのカルロ・アンチェロッティ監督が、現地時間8月29日に行なわれるラ・リーガ第3節、ラス・パルマス戦を前に会見に出席。リーグ戦初ゴールに期待が懸かるキリアン・エムバペに言及した。クラブ公式サイトが発言を伝えている。

 今夏に鳴り物入りで加入したエムバペは、デビュー戦となったアタランタとのUEFAスーパーカップで得点を挙げたものの、ラ・リーガ2試合ではノーゴール。直近のバジャドリー戦では、終盤に自身と代わって入った同じく新戦力のエンドリッキが、即座にネットを揺らしたため、先を越される形になった。

 ただ、アンチェロッティ監督は気に留めていない様子だ。

「どんどん良くなっているし、熱心でやる気に溢れている。よく練習しているし、とても謙虚だ。非常に上手く適応しているよ。エムバペは8月14日に最後のゴールを決め、2週間経ったが、心配するようなことじゃない。私たちは心配していないし、彼も心配していない。彼は満足しているし、幸せだし、ゴールを決めたいと思っている。それはここ3試合無得点のヴィニ(ヴィニシウス・ジュニオール)もそうだ。彼も心配していない」
【動画】カップ戦ではすでにゴール!エムバペ、デビュー戦での鮮烈弾
 御年65歳、百戦錬磨のイタリア人指揮官はさらに、かつてマドリーでゴールを量産したクリスティアーノ・ロナウドの名を挙げ、こうも語る。

「エムバペだけでなく、ヴィニシウスやロドリゴもいる。攻撃のオプションはたくさんある。(今季の公式戦)3試合で6ゴールを決めたが、チームはまだベストの状態ではない。ゴール前で問題を抱えているわけではないだろう。クリスティアーノがここにいた時にも起こったし、今も起こっている。フォワードが少なかった昨年もそうだった」

 ラス・パルマス戦では、エムバペやヴィニシウスに待望の一発は生まれるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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