長谷川唯、清水梨紗、藤野あおば、山下杏也加の日本人選手4人が所属するマンチェスター・シティWFCは現地8月28日、パース国際カップの準決勝でレスター・シティと対戦。0-0のスコアレスで迎えたPK戦を4-3で制した。
負傷中の清水は遠征に不参加で、他の3人はこの試合にいずれも途中出場。今夏に加入した藤野と山下はこれがデビュー戦となり、期待のニューカマーはアピールできたようだ。
山下はPK戦で2本をストップ。クラブの公式サイトによれば、「後半10分以内に3回の見事なセーブを見せ、PK戦ではヒーローとして2本のPKを防いだ」と記し、ギャレス・テイラー監督のコメントを伝える。
「彼女には存在感があり、それは本当に大きなことだと思う。ピンチで何度か救ってくれたし、PKでは自信が感じられた。少なくとも1本は止めてくれると確信していた」
【動画】圧巻の存在感! 山下がPK戦で2本をストップ!
藤野に関しても、指揮官は次のように称賛する。
「とても優秀で、彼女はトップクラスの選手だ。短い時間だったけど、我々にとって貴重な戦力になるだろうということが分かった。彼女はボールを持っていても持っていなくても、クレバーにプレーした」
シティは9月1日に、決勝戦でウェストハム・ユナイテッドとパリ・サンジェルマンの勝者と対戦する。なでしこ戦士の活躍に期待だ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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