提示額が十分でなかったのか、構想として手放すことは不可能ということか。いずれにしても、セルティックには残り数日で旗手怜央を放出するつもりがないという。
英紙『Daily Mail』は8月28日、リーグ・アンの匿名のあるクラブが、旗手の獲得を目指して1000万ポンド(約20億円)のオファーを出したが、セルティックに一蹴されたと報じている。
2022年1月にセルティックに加入してから、中盤に欠かせない存在として評価を高めてきた旗手。プレミアリーグへのステップアップを目指す向上心は隠しておらず、以前からレスターの関心が噂されているのは周知のとおりだ。
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そのプレミアリーグではないものの、リーグ・アンへの移籍となれば、欧州主要リーグで戦う足がかりとなる。1000万ポンドという移籍金も、安価で川崎フロンターレから獲得したことを考えれば、セルティックにとって利益となるだろう。
それでも、報道によれば、セルティックは交渉を始めることもしなかったという。さらに、この夏の旗手売却はないと通達したそうだ。Daily Mail紙は、旗手サイドも急いで移籍する意向ではないと伝えている。
セルティックは先日、マット・オライリーをブライトンに売却した。昨季のチームを支えた主力を放出したことで、同じようにチームの主軸である旗手を今夏に手放せる状況にないのかもしれない。
旗手のほかに、古橋亨梧に対するマンチェスター・シティへの関心も取りざたされたセルティックだが、このまま2人をチームに残して移籍市場終了を迎えるのか注目だ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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