リバプールは以前から遠藤航にかわる新たな守備的MFの獲得が騒がれてきた。だが、残りわずかとなった移籍市場で新6番が加わることはないという。
レアル・ソシエダのマルティン・スビメンディ獲得に動いたリバプールだが、スペイン代表の確保には至らず。だが、リバプール専門サイト『Rousing The Kop』によれば、「主な懸念ポジション」であることは変わらないが、「すぐに市場に出ることはない」という。
「エンドウのような『その場しのぎ』の契約を望んでいないと言われ、待つのに備えているようだ。適切な機会が訪れれば、リバプールは『反応する用意』があるという。だが、現時点では同じまま」
昨夏、リバプールはモイセス・カイセドらの獲得に動いたが実現できず、急きょターゲットを遠藤に変更した。この補強が「その場しのぎ」だったとの声があるのは周知のとおりだ。
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スビメンディが加わらず、新たな補強もなければ、遠藤はこのままチームに残るとみられている。アディショナルタイムに入ってからの起用だったが、アルネ・スロット監督は前節ブレントフォード戦で遠藤をピッチに立たせた。
同メディアは「スロットのプランに戻ったようだ」と、遠藤残留はリバプールの朗報と伝えている。
「我々は、良いことでしかないと考える。確かに誰もが適切な選手の獲得・加入を望んでいるだろう。だが、エンドウはリバプールでチャンスを得るためにハードワークしてきた。居場所を持つにふさわしい。日本代表キャプテンは昨季、ユルゲン・クロップの下で自分の役割を理解するために勤勉に取り組んだ。スロットの下でも同じことをしているはずだ」
新体制における立場が厳しいことは否めないだろう。だが、「その場しのぎ」と言われながら、シーズン半ば以降に出場機会を確かにした昨季同様の巻き返しを期待したい。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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