「泣いちゃう……」 ラピュタ放送で寺田農さんとTARAKOさんをしのぶ声続々 「TARAKOさん」トレンド入りも

 スタジオジブリのアニメ映画「天空の城ラピュタ」が、8月30日に「金曜ロードショー」(日本テレビ系)で放送。同作には3月に亡くなった声優・TARAKOさん(マッジ役)と、俳優・寺田農さん(ムスカ役)が出演しており、2人が逝去後初の放送となったため「しみじみしちゃうなぁ」などの声が寄せられ、「TARAKOさん」「ムスカ大佐」などがXでトレンド入りしています。

ラピュタ19回目の放送

 宮崎駿さんが監督を務める同作は、「ある日、少女が空から降ってきた…」をキャッチコピーとし、空に浮かぶ島「ラピュタ」に行くことを夢見る主人公の少年パズー(CV:田中真弓さん)が、空から降ってきた少女シータ(CV:よこざわけい子さん)を救うところから物語は始まります。

 政府の特務機関のムスカ大佐や、空中海賊のドーラ一家の戦いに巻き込まれながら、ラピュタを目指し謎の飛行石を巡る大冒険活劇……というあらすじ。1986年に劇場公開され、「金曜ロードショー」での放送は19回目となります。

寺田さんとTARAKOさんを追悼

 同作には、“親方”ことダッフィー(CV:糸博さん)の娘・マッジ役のTARAKOさんと、物語の重要人物であるムスカ役の寺田農さんが出演しており、2人が逝去後初の放送となり“追悼放送”となりました。ファンからは「ムスカ大佐・・・!」「しみじみしちゃうなぁ」「ラピュタの序盤に出てくる街の女の子はcv. TARAKOさん」「TARAKOさんのとこで泣いちゃう。ママー、パズーだよぉパズーが帰ってきたよぉで泣いちゃう」「TARAKOさんの声が聴けるんだよな、、、」「寺田農さんが亡くなってから初めてのTV放送か…TARAKOさんも…」などのコメントが寄せられています。

バルス祭り

 また、「バルス祭り」も放送前からトレンド入り。同作がテレビ放送される際、シータとパズーが終盤で「バルス」と叫ぶシーンに合わせて、掲示板やSNSなどで「バルス」と大量に投稿が行われることが「バルス祭り」と呼ばれています。過去にはTwitter(X)がつながりにくくなる現象も見られましたが、今回はTwitterがXになって初の放送となります。(バルスは23時22分ごろ)