“地球温暖化”と“老人”という組み合わせが恐怖をもたらすスペイン発のホラー映画『エルダリー/覚醒』が公開中。監督コンビから日本の観客に向けて、ユーモアたっぷりのコメント動画が到着した。

『パラミドロ』(21)に続いて本作が長編2作目となるラウル・セレッソフェルナンド・ゴンサレス・ゴメスの監督コンビがおくる本作は、記録的な猛暑に襲われるスペイン・マドリードを舞台に、奇妙な行動を取り始めた老人たちを描く。

コメント動画は、前半をフェルナンド・ゴンサレス・ゴメス監督が担当。高齢の俳優が多数出演する本作の撮影について振り返り、「大きな挑戦だった」「製作は楽しかったのでそれを感じてほしい」と真面目にコメントしている。そして問題は後半に登場するラウル・セレッソ監督である。ゴメス監督のとなりにいるかと思いきや、いきなりパリの某有名テーマパークへと飛び、自己紹介もそこそこに「いまは『エルダリー/覚醒』のアトラクションを建設中」と誇らしげにアナウンス。通行人(?)の少年も巻き込みながら、「12分という長いアトラクションになる予定だ」「水が出たり乗り物に乗ったり」「最後に史上最大の“巨大な老人”のアニマトロニクスがある」などとアトラクションのウリを紹介、朗らかに嘘を突き通している。実現したら乗りたすぎる。

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いったいどんな映画だよ、となった方のために予告編もどうぞ。アトラクションになりそうな映画かどうかは、劇場でお確かめを。

『エルダリー/覚醒』

2024年8月30日(金) ヒューマントラストシネマ渋谷、池袋シネマ・ロサ、新宿シネマカリテ 他 全国ロードショー