家で飲むコーンスープやポタージュスープなどのカップスープは粉末をお湯で溶かして飲むのが一般的。ですが、そんな常識が新しく変わっていくかもしれません。

ドレッシングやインスタントわかめスープでおなじみの理研ビタミンから新しく「割るだけスープ」という商品が発売になりました。

ありそうでなかった液体カップスープ

ドレッシングのような容器に入った「割るだけスープ」は、ありそうでなかった液体濃縮スープ。お湯で割るのは結局同じですが、小分けになった粉末スープじゃないから、一口分だけ作ることもできるし、濃さだって自由自在。おお、これは便利!

しかも液体だから水でもサッと溶けるし、冷製スープアレンジも簡単にできるし、牛乳や豆乳で割るのもOK! 楽しそう!

サラッとしてるけど味はしっかり!

アレンジもいろいろ試したいなと思いつつ、まずはコーンスープをマニュアル通りに作ってみました。大さじ1杯分の「割るだけスープ」に、熱湯を150ml入れて混ぜるだけ。ボトル1本で12杯分も取れるというのは嬉しいですな。

完成したスープを飲んでみると、粉末のコーンスープよりはサラリとして仕上がりましたが、味はしっかり。全然いけます。

もうちょっと濃厚感を出したい場合は「割るだけスープ」の量を増やしたり、ホットミルクで割ったりすればいいのかも。

猫も気になるようです

おっと、ここで猫がやって来ました。なんか珍しいものを作っているのが気になったのでしょうか。せっかくなので、一気にオニオンコンソメとホタテチャウダーの「割るだけスープ」も試してみることにします。

オニオンコンソメスープはまるでソースのように濃厚な液体。もちろんお湯で割るとちょうどいい感じに仕上がります。

オニオンコンソメスープは粉末スープでもとろみがないものがほとんどなので、サラッと仕上がることにまったく違和感なし。タマネギの優しい味と、コンソメの旨味が凝縮されていてかなり感じ。

薄めに作っても十分旨味を感じられそうでしたし、あえてのお湯多めで作って節約するのもアリかもしれません。野菜とかを足してもウマそう!

ホタテチャウダーはコーンスープと同様にサラッと仕上がるものの、ホタテの旨味は濃厚。だいぶ贅沢な味わいです。

これは牛乳で割ってシチュー風にするのもウマいだろうし、パスタなどスープ以外の料理にも使えそう!

便利でとてもよかったナリ〜

ほかにも、溶かすときにダマができないことや、味が薄く仕上がったときにも簡単に調整できることなど、液体であることのメリットばかり。なんで今まで液体濃縮タイプのスープがなかったんだろうなあと不思議に思えてくるくらい、とても使い勝手のいい商品でした。

希望小売価格は1本340円(税抜)とのことなので、12杯分作れると思うと粉末のカップスープと価格感も同じくらいでお試ししやすいのもいい感じではないでしょうか。

(執筆者: ノジーマ)