【漫画】やる気を出させる、夫の”起こし方”とは？　妻の奥の手に3万人が「試してみます！」【作者インタビュー】

夫をやる気にさせる朝の起こし方について描いたマンガのカット（すずかさん提供）

【マンガ本編】やる気を出させる、夫の”起こし方”とは？　妻の奥の手に「試してみます！」

いつもギリギリまで寝ている夫の「起こし方」

　夫をやる気にさせる朝の起こし方について描いたマンガが、Instagramで3万2000以上のいいねを集めて話題となっています。

「明日の朝、仕事で早いから起こしてほしい」と夫に頼まれた妻。「起こしても、結局ギリギリまで寝ているじゃん」と思った妻は、いつもの声のかけ方ではなく、新しい起こし方を試してみることにしたのですが……。読者からは、「うちも試してみます！」「旦那さん、うれしかったんだろうなあ」「私もこんなにかわいい男性に出会いたい」などの声があがっています。

　このマンガを描いたのは、Instagramでマンガを発表している、イラストレーターのすずかさんです。すずかさんに、作品についてのお話を聞きました。

ーー旦那様は朝起きるのが苦手なのですか？

　起きるのがもともと苦手なのと、仕事で夜遅くに帰ってくることが多いので、いつも毎朝出かけるギリギリの時間まで寝ています。眠たい気持ちは分かるけれど、何度声をかけても起きてくれないと切ないので、普段は仮にベットから起き上がらなくても「おはよ～。〇〇時だよ～」と、さらりと声をかけるだけにしています。

ーー普段の声かけと作中の声かけでは、旦那様の起き方にどのような違いがありましたか？

　作中の声かけは、ビックリするほど素早く起きてくれました。普段の声かけだと、「ありがとう～」といいつつ再び寝てしまい、目覚ましをスヌーズさせてギリギリまで寝ているので。

ーールンルン気分の旦那様を見て、どのような気持ちになりましたか？

　もう10年以上一緒にいるのですが、私の言葉にまだ喜んでくれるんだと、うれしくなりました。

ーーこの作品を旦那様はご覧になりましたか？

　見ました。「ふふっ」と笑い、去っていきました（笑）。

ーーこの作品の制作には、どのくらいの時間がかかりましたか？　また、仕事や育児で忙しいなか、マンガを制作する時間はどのように確保していますか？

　6時間程度かかったと思います。パッと見ても、じっと見ても、単純な絵なのですが、角度や動きがついた人物を描くことが苦手なので、何度も描き直しているうちに時間がかかってしまいました。

　制作する時間を作るためには、例えば、先に娘や息子の相手をしてある程度満足させ、そのままひとりで遊ぶように誘導します。そして「私、こっちから様子を見ているね～」とさりげなくフェードアウトしてから、作業に取りかかっています。

ーー作品について、どのような意見が寄せられていますか？

「うちも夫に試してみます」「息子にやってみようかと思います」「私は照れ臭くていえない～」などのコメントをいただきました。

ーー今回のマンガを描いたきっかけを教えて下さい。

　普段は息子と娘の絵日記を描いているのですが、今回の夫の反応があまりにもかわいかったので、記録に残したいなと思い描きました。