9月10日から『ポケモンGO』に実装予定の「マックスバトル」「ダイマックス」ですが、コンプリートを目指すスタイルのトレーナーからすると鬼仕様となっていることから賛否両論となっています。

既存ポケモンはダイマックスできない

多くのトレーナーが衝撃を受けたのが“既存ポケモンはダイマックス不可”という仕様。

この仕様は、メディア向けに行われた先行試遊会内での質疑応答で判明したものであり、各メディアが記事として発信したことで多くのトレーナーに周知された仕様。

ダイマックスに焦点を当てた『ポケットモンスターソード・シールド』では、「ダイマックスバンド」と呼ばれるアイテムを仕様することで、既存ポケモンのダイマックスが可能だったので、特にシリーズをヘビーに遊んでいるトレーナーからは「今まで大事に育ててきたポケモンをダイマックスできないなんて」と、残念がる声が多く上がっています。

全員がイチからスタートできるのはメリットでもある

しかし、8年間サービスが続く中で、課金の有無やプレイ時間の長さにより、トレーナー間でかなり戦力格差が生まれていたのも事実。

今回実装されるダイマックスは、全トレーナーがほぼ同じラインからスタートすることになるため「こういう作戦で攻略してみよう」「一緒に周回しない?」といったコミュニケーションが生まれることも増えそう。

ソロでプレイするにしても「どうすれば攻略可能なのか?」というゲーム的な楽しみが増える(やり込み要素とも言えますね)ことになるので、いずれにしても達成感を味わえる機会は増えていきそう。

運営会社である「Niantic」の理念にも沿った仕様となっているので、この不自由さは決して悪い面だけではないというのはお伝えしておきたい部分。

だけど色違い集めは沼すぎて闇

しかし! 一人のトレーナーとして個人的な話をすると、色違い図鑑埋めをまたイチからやるのは相当ツラいです(笑)。

先行試遊会の中で“ダイマックスポケモンは既存ポケモンとは別枠で図鑑登録される”という仕様も判明しているので、色違いダイマックス図鑑を埋めたいのであれば、マックスバトルを繰り返して色違い厳選をする必要があるということ。

もちろんマックスバトルにはコスト(マックス粒子)が発生するので、そう簡単に周回はさせてくれません。

ここに、個体値厳選やオスメス厳選、もっというとキラポケモン化や背景の要素まで組み合わさってくると想像すると……(白目)。

とはいえ、終わる気配のないエンドコンテンツは、調教され尽くしたユーザーにとってはある種のご褒美。さあ、みんなで『ポケモンGO』の沼に浸かりきろうじゃないか……。

(執筆者: edamame/えだまめ)