ヤングなでしこがベスト8進出! 松永のヘッド弾&土方の2戦連発でナイジェリアを2-1撃破、準々決勝でスペインと激突【U-20女子W杯】

 U-20日本女子代表は現地9月12日、コロンビアで開催されているU-20女子ワールドカップのラウンド16で、U-20ナイジェリア女子代表と対戦。2-1で勝利を収めた。

 グループステージ3連勝で首位通過を果たしたヤングなでしこは、ナイジェリア相手にも積極的に攻勢に出る。しかし、フィジカルを活かした粘り強い守備に苦戦。12分の土方麻椰のシュートもDFのブロックに遭う。

 それでも33分、左サイドの氏原里穂菜がふわりとしたクロスを供給。これに反応してファーサイドに走り込んだ松永未夢がヘディングで流し込み、ついに先制する。
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 後半は押し込まれる時間が長くなるも、組織的な守りを見せて、最後の局面でやらせない。すると65分、右サイドを抜け出した笹井一愛の折り返しに、土方が合わせてネットを揺らす。一度はオフサイドの判定となるも、VARチェックの末にゴールが認められ、土方は2試合連続ゴールとなった。

 その後も主導権を握り、78分に松永が放った強烈なミドルは相手GKの好セーブに阻まれる。90+1分に一瞬の隙を突かれて失点も、このまま1点のリードを保った日本が、ベスト8進出を果たした。

 準々決勝では日本時間16日の8時キックオフでU-20スペイン女子代表と相まみえる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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