アップルは9月9日(現地時間)に新製品発表を行い、iPhoneの新型機「iPhone 16」シリーズを披露した。
iPhone 16は新たに、生成AIプラットフォーム「Apple Intelligence(アップルインテリジェンス)」を搭載。また本体側面に「カメラコントロール」ボタンが追加され、ズームなどのカメラ機能に簡単にアクセスできるようになった。
気になる価格はiPhone 16が12万4800円(税込、以下同)から、16 Proは15万9800円から。前機種から価格は据え置かれたが、値下げを期待していたファンの間には失望の声が広がっている。
「iPhone 12以降、毎年値上がりしていた日本のiPhone価格ですが、今回は前モデルと同じ値段になりました。世界的に見ればiPhone 16の価格を日本円に換算すると、米国が11万8435円で最も安く、次に中国の12万476円と続き、日本は世界で3位。トルコの27万2700円やブラジルの19万9624円などに比べたら決して高いわけではありません。しかし現在の1ドル142円前後の為替レートであれば、5000円程度の値下げを期待したかったですね」(ガジェットライター)
新型iPhone 16は目玉であるApple Intelligenceが搭載されたものの、日本語版のサービス提供は2025年以降の見込みとなっている。カメラ機能は向上してはいるが、14シリーズ以降のユーザーであれば、今すぐ買い換える必要はないかもしれない。
(ケン高田)