ロングパットの距離感の合わせ方を兼濱開人コーチが解説する。
距離を3分割して”タッチの強さ”を確認
練習でもほとんど打ったことがない長い距離のタッチは、どうやって出せばいいのか?
ロングパットのタッチは、距離を3分割してイメージしてください。
たとえば15メートルなら、5メートルずつ3分割する。そして、まずは5メートル地点でタッチを出す素振りをしますが、5メートルなら「このくらい」という感覚が経験からもつかめますよね。
次に10メートル地点でのタッチと素振りですが、5メートルを参考にすると「より強く、大きく」になりますよね。
最後に15メートル地点に戻ったときは10メートルよりも強く、大きくすると、15メートルのタッチがつかめます。
いきなり「ロングパットの」ではなく、短い距離から上乗せしていくのがポイント。距離が長くなるほどストローク幅は大きく、タッチを強くしていく
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ストロークよりも「ヒットすること」に集中!
近いところから増やしていく方法でタッチをつかんだら、実際に打つときはその強さを出すことに集中して打つ。
方向をあまり気にしない、カップ近くからの「お先」のタップ式のように手首を使ってもOKなので、ボールをしっかりヒットしましょう。
いかがでしたか? 兼濱コーチのレッスンをぜひ参考にしてください。
兼濱開人
●かねはま・かいと/1990年生まれ、沖縄県出身。学芸大ゴルフスタジオのヘッドコーチ。ドライバーからパターまで「クラブが主役」を合言葉に、シンプルなスイング作りからスコアアップさせる指導法が上級者からビギナーにも人気。
構成=編集部、石川大祐
写真=田中宏幸、相田克己
協力=日神グループ 平川CC、取手桜が丘GC(アコーディア・ゴルフ)