インターネット上に『小泉進次郎ファクト』と題したサイトが開設され、大きな注目を集めている。このサイトは小泉進次郎 応援団と名乗る非公式の人たちが作ったものらしく、その内容に関して「小泉進次郎の発言や政策についての切り取り・風説について、ファクト(事実)に基づいたQ&Aをお伝えするサイトです」と解説されている。

けんすうさん「実は深く掘ってみると全然印象が変わるファクト」

この件に関して、インターネット有名人であり実業家の「けんすう」さんが言及。彼は自身の公式Xで小泉進次郎さんに対し「実は深く掘ってみると全然印象が変わるファクトだったりします」とコメントしている。

<けんすうさんのXツイート>

小泉進次郎さんのファクトサイトができていました。非公式とのこと。

政治の世界、もはや

– デマのほうが広がりが大きい

– 浸透してしまえば修正が難しい

というのがあって、たとえば、小泉進次郎さんだと

– レジ袋有料化を考えてすすめたのは進次郎だ

– 同じことを繰り返しているだけの「進次郎構文」をいった

とかは実は深く掘ってみると全然印象が変わるファクトだったりします。

SNS時代だと、おもしろさのほうが先走ってしまうので、他の人を支持してたりする対抗陣営としては、「自分たちの政策や候補のよさを語る」よりも「相手を貶めるデマを広める」ほうが効果的になっていたりもして、

それを善意のユーザーが「こんなひどい人を当選させてはいけない」みたいになったりするので、より複雑化が増しているなあ、という感覚です。

今後は、こんな感じで「各候補者の陣営、もしくは支持者たちが、ファクトを集めて公開していく」みたいな流れは加速するのだろうなと思って見ています。

個人的には「支持する、しない、などは各個人が考えてすればいい」と思っている一方で「それが事実ではないことだとしたら、ミスリーディングされているのでファクト認識は重要視したほうがいい」なので、この流れは賛成です。

一方で、「支援者が作っているサイトであれば、都合の悪いところのファクトチェックはしない」なども起こりえるので、ここもまた注視するべきですね。

ともかく、「事実と解釈をちゃんと切り分けて考える」というのが大事だなーと思いました。

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「出回っている風説」に対する「実際の発言・政策」

『小泉進次郎ファクト』にアクセスしてみると、「出回っている風説」に対する「実際の発言・政策」が掲載されており、風説が正しいものかどうか、ファクトチェックをしているのがわかる。