「想定通りゴミ。クソったれ」「死ぬほど退屈だ」シティ&アーセナルがスコアレスドロー。CLの新フォーマットに辛辣批判「楽しみが台無し」

 チャンピオンズリーグ(CL)は今季から新たなフォーマットに変わった。ファンの受け止め方が注目されるシーズンとなるだろう。

 32チームが出場していた昨季までの大会では、4チームごとに8つのグループに別れ、各組の上位2チームが決勝トーナメントに勝ち進んでいた。しかし、36チームが出場する新形式では、それぞれが8試合を戦い、全体上位の8チームがリーグフェーズを突破。9位から24位までがプレーオフで16強入りを争う。25位以下の12チームは敗退だ。

 つまり、ベスト16を目指す戦いは、これまでのグループステージ6試合から、リーグフェーズの8試合と2試合が増えたかたちだ。昨季までは12月でグループステージが終わったが、今季は1月までリーグフェーズを戦う。この変更がどう影響するかは興味深いところだろう。
 
 注目の新形式での第1節を終え、一部のサポーターは不満を抱いているようだ。英紙『Daily Mail』によると、プレミアリーグの強豪マンチェスター・シティとアーセナルが初戦でそろってスコアレスドローだったことを受け、SNSではファンから以下のような声が上がったという。

「新フォーマットはCLをもっとエキサイティングにすると言っていたよな。へえ~」
「この新フォーマットがみんな想定していたようにゴミなのを見られて良かった。まったくクソったれ」
「この2日でイングランド最高の2チームが試合をして、どちらも死ぬほど退屈だった。これが新しいCLの前兆だ」
「この新フォーマットは楽しみを台無しにしている。試合がたくさんあると知っていて、どのチームもリラックスしている」

 だが、シティの相手は、一昨季の決勝でも激戦を繰り広げた昨季のセリエA王者インテルだった。一方、アーセナルは昨季のヨーロッパリーグ覇者アタランタと敵地での対戦。いずれも難しい試合だ。シティとアーセナルが「リラックス」していたとは思えないが…。

 いずれにしても、新しくなれば批判は避けられないものだろう。新形式のCLがこれまでと比べて魅力的な大会となるかは、これから次第だろう。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【PHOTO】“世界一美しいフットボーラー”に認定されたクロアチア女子代表FW、マルコビッチの厳選ショットを一挙お届け!

【記事】「この時間にいれて何すんねん。ふざけんな」遠藤航の“91分投入”に不満の声!「使う気ないな」「イエローもらってるのに意味が分からない」

【記事】「話にならない」内田篤人、海外移籍について若手の“姿勢”に物申す「行けば。どこでもいいじゃん」