今回はパッティング上達の効率を上げる練習法のヒントを永嶋花音プロが教えてくれた。
秒数を数えながら打つとルーティンが一定になる
左手をお腹に添えるのが花音流です!
今までの私は、ルーティンがバラバラで、調子が悪くなるとアドレスの時間が長くなり、思いどおりに打てませんでした。
そこで、パターをセットしてから「4秒」で構えて「8秒」で始動する、という自分なりのルールを決めて、それを徹底。練習はもちろんのこと、本番で緊張しているときなどは秒数を口に出して数えながら打ちます。
時間と動作を一致させるのがコツで、このルーティンを取り入れたらパッティングが劇的によくなりました!
球の転がりをイメージ
4秒までの間に球の転がりをしっかりイメージ。左手をお腹に添えるのは腹筋に力を入れるため
【1~4秒】アドレス完了
①右手でフェースを目標に向け両足を閉じて立つ(左)
②③足を開いてスタンスをとり目標を1度確認(中央)
④左手を戻しパターを握る。ここまで4秒(右)
【5~8秒】始動
⑤⑥⑦⑧8秒目でヘッドを引いてリズムよく打つ(左)
このルーティンが今季のプロ初優勝につながった(右)
いかがでしたか? 永嶋プロのルーティンを参考にして、パッティングの精度を向上させましょう。
永嶋花音
●ながしま・はなね/2001年生まれ、東京都出身。157㎝。21年のプロテストに合格。23年はステップアップツアー17試合に出場し、ベスト5入り3回。同ツアーの今シーズンの開幕戦でプロ初優勝を飾った。イントループ所属。
構成=小山俊正
写真=相田克己、田中宏幸