70台を出すためには、何が必要になるかご存知でしょうか? ボギー以上の大叩きをしがちなシチュエーションで、ボギーをなくしてバーディを増やす秘訣を人気のレッスンプロが伝授します!
球筋の打ち分けがマネジメントを簡単にする
70台を出すには“観察力”が大切!
コースをくまなく見渡し「NGエリア」に打たないようにしましょう
70台を出すには、もちろんある程度のショット力が必要です。しかし、それ以上に戦略的にコースを攻めていく「マネジメント力」がカギとなってきます。
ボギー以上を打ってしまうリスクを減らし、できるだけパーを拾う。そして、あわよくばバーディも数個獲れる組み立てが理想。そのためにはコースをよく見渡し、リスクの高いエリアを見つける”観察力”、そこに絶対に打ち込まないようにする”ショット力”を両立させてほしいのです。
そして「球筋の打ち分け」ができると、マネジメントはとてもしやすくなります。本レッスンでは「コースの攻め方」と「球筋の選び方・打ち分け方」を伝授!次のラウンドから、いつものコースの景色が変わって見えること間違いなしです。
ボギー以上の大叩きをしがちなシチュエーション
ドッグレッグ
ティーショットを少しでもミスすると、林や木がスタイミーになりセカンドショットでグリーンを狙えなくなる。
【70台の攻め方】
左ドッグレッグなら右サイド(右ドッグレッグなら逆)に確実にプレースすること。多少セカンドショットの距離が残っても、楽にグリーンを狙える状況を作り出すことを優先させる。
ピンポジションが上下左右に振られている
【70台の攻め方】
無理にピンを狙わずに、パーを拾いやすいところに乗せることが大事。ときにはグリーンオンにこだわらず、寄せワンを狙うことも選択肢にする。
レッスン=渡邉 康
●わたなべ・やすし/1990年生まれ、愛媛県出身。ツアープレーヤーとしてのキャリアを積んだのち、2012年からレッスン活動を開始。現在は麻布十番の「FOXY GOLF」で、ツアー経験から得た知識と経験に基づき、ゴルファー一人ひとりに合わせたレッスンを提供している。
構成=石川大祐
写真=田中宏幸
協力=日神グループ 平川CC