【F1】過去3年で4人の相棒...角田裕毅は「レッドブルドライバー候補の評価のために存在している」と海外記者、来季のRBRシートはローソンorラッセルと予想

 F1チームのRBは現地9月26日、次戦アメリカGPから今季残りの6戦について、ダニエル・リカルドに代わり、リザーブドライバーのリアム・ローソンを起用することを正式発表した。海外メディアはローソンがRBにとどまらずシニアチームのレッドブル昇格を果たす可能性があると見ている。

【画像】世界を舞台に活躍する日本人F1ドライバー、角田裕毅のオフの表情を大特集! ローソンは昨季第14戦オランダGPのフリー走行で負傷したリカルド(当時アルファタウリ)に代わりF1デビュー。第18戦カタールGPまでの5戦を戦いシンガポールGPでは9位入賞を果たした。

 今回更迭されたリカルドは今季レッドブル昇格を目指していたものの、角田相手に予選、決勝ともに後れを取る場面が見られ、目標は叶わなかった。

 一方で3年間で4人、一昨季から5度目の相棒変更を経験することになる角田について、欧州大手専門メディア『The Race』のベン・アンダーソン氏は「今やジュニアチームのベンチマークに過ぎず、(明らかに性格上の理由から)決して昇進することはなく、代わりにレッドブルドライバー候補の評価のために存在しているように見える」と綴った。角田に対するパフォーマンス次第でローソンが来季レッドブルに昇格するか、RBに残留するか、はたまた他チームへ放出されるかが決まると見ているという。

 コンストラクターズランキングで2位に沈んだレッドブル。アンダーソン氏は不振にあえぐセルジオ・ペレスの代わりにローソンを昇格させることを視野に入れつつ、先日チーム代表のクリスチャン・ホーナー氏が明言したようにジョージ・ラッセル(メルセデス)の獲得にも本腰を入れると予想した。

構成●THE DIGEST編集部

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