MLBロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平は現地9月26日、本拠地サンディエゴ・パドレス戦に「1番・指名打者」として先発出場し、5打数3安打1打点を記録。チームの地区優勝に貢献するとともに“ステロイド時代”以来の偉業を達成した。
【画像】大谷翔平の妻、田中真美子が輝いた“現役バスケ選手時代”を厳選フォトで一挙紹介! 貴重なショートカット時代も 試合前の段階でシーズン396塁打を記録していた大谷。最初の2打席は内野ゴロに打ち取られたものの、6回第3打席でヒットを放つと、7回には同試合初の得点圏に走者を置いた第4打席でライトへのタイムリーヒットを記録し塁打数を398まで伸ばしていた。
そして8回の第5打席、パドレスの松井裕樹との対戦ではレフト前へのフライで打ち取られたかに見えたが、長打警戒のシフト位置に構えていたジュリクソン・プロファーが捕球できず。ツーベースヒットになり400塁打を達成した。
シーズン400塁打は禁止薬物の使用が横行していた“ステロイド時代”の2001年、バリー・ボンズ(サンフランシスコ・ジャイアンツ)らが記録して以来23年ぶりの快挙。パワー全盛の時代を象徴する異次元のスタッツと言える。
また、同様に23年ぶりのシーズン100長打達成にもあと3と迫っている大谷。時代を代表するスラッガーが更なる記録を達成するか、注目が集まる。
構成●THE DIGEST編集部
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