F1チームのRBは現地9月26日、次戦アメリカGPから今季残りの6戦のドライバーについて、ダニエル・リカルドに代わり、リザーブドライバーのリアム・ローソンを起用することを正式発表した。世界中のファンが新たなラインナップに期待を寄せる一方で、一部のファンからは誹謗中傷の声が上がっている。
【画像】世界を舞台に活躍する日本人F1ドライバー、角田裕毅のオフの表情を大特集! ローソンは今季、レッドブルとジュニアチームのRBのリザーブドライバーを務めている。昨季リカルドの代役参戦を果たした際にはチームメイトの角田裕毅を上回る成績を残した実績もあり、入賞も経験するなど実力は折り紙付きだ。
一方で今回の交代劇を快く思っていないファンがチームやローソンのSNS投稿に「くたばれ」「クラッシュしてほしい」といった否定的なコメントを投げかけている。その多くが正式発表を出したタイミングが遅すぎたために、リカルドに引退の花道を作ることができなかったという批判。もちろんほとんどのファンはその矛先をチームに向けているが、一部のファンがローソンも巻き込んでしまっている状況だ。
また、日本からも「角田の邪魔だけはするなよ」「チームにとってマイナス」といったローソンへの批判が上がった。昨季日本GPでのチームプレーよりも角田とのバトルを優先しているとも捉えられるドライビングや、スーパーフォーミュラでのチームメイトの予選アタックを妨害した行為(実際はドライバーの判断ではなくエンジニアからの指示)などが日本のモータースポーツファンの間で疑問視されている。
構成●THE DIGEST編集部
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