大失速に苦しむライバルとの差を一気に縮めてきた。
現地9月26日、ロサンゼルス・ドジャースは本拠地でサンディエゴ・パドレスと対戦した。ホームラストゲームでの首位攻防戦を7対2で制し、3年連続22回目となるナ・リーグ西地区優勝が決定。試合後はシャンパンファイトで歓喜を爆発させた。
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1番・DH(指名打者)で先発した大谷翔平はこの日も5打数3安打1打点と猛威を振るい、決勝タイムリーを放つなど出色の出来を披露。レギュラーシーズンを3試合残してナ・リーグの打撃部門で本塁打、打点、OPSなど10項目でトップに立っているが、ここに来て打率を含めた3冠王奪取の可能性が急浮上してきたのだ。
木曜日のゲームを終えた大谷の打率は.305。2位マルセロ・オズナ(アトランタ・ブレーブス)の.310とは5厘差で、1位ルイス・アラエズ(パドレス)の.312とも7厘差に肉薄している。つい数試合前まで打率王確実と見られていたアラエズがまさかの急ブレーキ。ドジャースとの3連戦では12打席ノーヒットと沈黙し、ここ7試合の打率が0.71と極度の不振に陥っている。一方の大谷は直近7試合で.690という暴れっぷりだ。
ドジャースもパドレスもともに残るは3試合。大谷とアラエズがともに12打席を消化すると仮定して、もしアラエズがノーヒットに終われば打率.3057に落ち込み、逆に大谷が4安打をマークすれば.3059と逆転できる。もちろん5試合を残しているオズナの打棒も関係してくるが、土壇場での3冠王獲得は決して「ミッション・インポッシブル」ではないということだ。
X上では早くも日本人ファンのボルテージが高まっている。「これ3冠王あるんちゃう?」「勢いでは間違いなくアラエズより翔平さん」「奇跡でも夢でもなくなってきた」「今の大谷なら3冠王もやっちゃいそう」「こうなったら3冠王獲っちゃえ!」などなど、大盛り上がりだ。
本塁打53は2位に14本差をつけており、打点126も15点差でダントツ。MLBでの3冠王となれば、2012年シーズンのミゲル・カブレラ(当時デトロイト・タイガース)以来、実に12年ぶりの偉業達成となる。
構成●THE DIGEST編集部
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