大谷翔平が直近8試合で打率.718、出塁率.750、長打率1.575、OPS2.325。6本塁打、20打点の”異常すぎる数値”に米唖然

 打撃三冠が現実味を帯びてきた。

 現地9月27日、ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平が1番・指名打者でコロラド・ロッキーズ戦にスタメン出場した。6回に54号右越え3ランホームランを放つなど、5打数4安打の大当たりで打率は.309に上昇。前日にナ・リーグ西地区3連覇を成し遂げたチームは11対4で大勝を収め、勢いは加速している。

 大谷は2回1死一、二塁で迎えた第2打席で3試合連続適時打となる右安打。このあと、すかさず二盗を決めて今季57個目の盗塁。イチロー(シアトル・マリナーズ)が2001年にマークした日本選手最多盗塁記録を上回った。

 4回にも右前打でマルチ安打とした大谷は4点リードの6回、第4打席で4試合ぶりの54号3ランを右翼スタンドの3階席まで運ぶ特大弾をぶち込んだ。そして、8回の第5打席には左二塁打で驚異の4打席連続ヒットとし、好調をキープ。卓越した打棒を敵地にみせつけた。
  大谷の1試合4安打以上は今季4度目。加えて、この日2得点を挙げた大谷は今季133得点とし、ドジャース専門メディア『Dodger Insider』によると昨季フレディ・フリーマンが記録した131得点を抜き、ドジャースの球団新記録を樹立した。

 さらに同メディアは別の投稿で、大谷が6打数6安打10打点と大爆発したマイアミ・マーリンズ戦(現地19日)以降、直近8試合で打率.718、出塁率.750、長打率1.575、OPS2.325という異常数値をレポート。「オオタニはこの間、20打点と6本塁打を記録している」と補足し、驚異的なパフォーマンスに感服している。

 今季54本塁打、130打点はナ・リーグ断トツでタイトルをほぼ手中に収めている大谷。打率はルイス・アラエス(サンディエゴ・パドレス)に4厘差に迫っており、残り2試合で三冠王が視界に入ってきた。

構成●THE DIGEST編集部

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