ド軍がプレーオフ先発4投手を発表、専門サイトはトップ2に太鼓判「野球界でも最高の先発デュオに匹敵するかもしれない」

 ロサンゼルス・ドジャースのプレーオフでの先発ローテーションが明らかとなった。デーブ・ロバーツ監督が地区シリーズでジャック・フラハティ、山本由伸、ウォーカー・ビューラー、ランドン・ナックの4人を起用すると発表。大舞台のマウンドに立つ顔ぶれが決定し、早速、現地メディアが反応を示している。

【画像】大谷翔平の“愛犬”デコピンの厳選ショット! ドジャース専門サイト『Dodger Blue』はロジャース監督の発表を受け、現地時間9月28日、先発陣について論じる特集記事を配信。同メディアは、「先発順はまだ明らかになっていないが、ジャック・フラハティとヨシノブ・ヤマモトは第1戦と第2戦に登板すると思われる(のちに山本が第2戦に登板することが明らかになった)。その後、ウォーカー・ビューラーが第3戦、ランドン・ナックが第4戦を投げる予定だ」などと報じている。

 さらに、「ドジャースがシーズン前に予定していたローテーション、そしてトレード期限後も考慮すると、可能性のある組み合わせの中では最も心躍るものではないかもしれないが、彼らは確実に仕事をこなすことができる」と指摘。先発陣が故障者に苦しんだ背景も踏まえながら、今回の4投手への見解を示している。

 トレード加入以降、後半戦の大黒柱となったフラハティに対し同メディアは、「今シーズンずっとエースレベルの投球を続けており、ドジャースでは多少の後退はあったものの、それでもローテーションをリードしたり第2戦の先発を務めたりするには十分以上の実力がある」と評価。続けて、メジャー1年目で大役を担う山本についても、「彼は自信をつけており、世界で最も才能のある投手のひとりとして高い実績を持っている。MLBでの経験は短いが、日本やワールド・ベースボール・クラシックを含む大試合で投球している」と期待を寄せた。

 また、ビューラー、ナックにも、「ロバーツ監督は、ナックとビューラーに自信を示しており、もしこの2人が効果的な投球をすれば、ドジャースは非常に良い状況に置かれるだろう」として、指揮官から高い信頼が寄せられていると説明する。

 加えて、「フラハティとヤマモトのトップ2は、野球界でも最高の先発デュオに匹敵するかもしれない」と両者のポテンシャルを強調しながら、「今のローテーションはポストシーズンを勝ち抜くに十分な戦力」などと評した。

 現地時間9月28日のコロラド・ロッキーズ戦では山本が故障から復帰後での初白星となる7勝目をマークするなど、日本人右腕が好パフォーマンスを印象付けたこともチームにとっては大きい。現地メディアからも上々の評価が送られているドジャース先発陣は、今回のポストシーズンでどんなピッチングをみせてくれるのだろうか。

構成●THE DIGEST編集部

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