９月30日、2024-25シーズンの開幕に向けたフィギュアスケートの記者会見が都内で行なわれ、世界選手権３連覇の坂本花織や北京五輪銀メダリストの鍵山優真をはじめ、国際経験豊かな男女シングル計10名の選手が登壇。新シーズンに向けた意気込みを語った。
今季は2026年に開催されるミラノ・コルティナダンペッツォ五輪のプレシーズンであり、シーズン終盤の世界選手権（25年３月、米国・ボストン）では五輪出場枠を懸けた熾烈な戦いが待っている。ゆえに、代表選考を占う意味でも重要なシーズンと言っても過言ではない。
世界女王として、日本のみならず世界を牽引する存在になっている坂本は今季のテーマを「CHANGE（チェンジ）」だと話し、黒髪から明るい金髪に変えたことを含めジャンプの構成をいじり、さらなるレベルアップを目標に大事なシーズンになると言葉に力を込めた。
一方、昨シーズン限りで宇野昌磨が現役を引退し、エースとして期待される21歳の鍵山は「大人っぽく情熱的に！」と語り、表現面の洗練を誓いながら日本男子フィギュアを引っ張る強い決意を明かした。
そのほか会見に出席した選手は下記の通り。今季はどんな氷上サバイバルが繰り広げられるのか、注目だ。
【出席選手】
男子 鍵山優真、山本草太、三浦佳生、佐藤 駿、友野一希
女子 坂本花織、千葉百音、渡辺倫果、吉田陽菜、三原舞依
【MC】
宇野昌磨（フジテレビ系フィギュアスケートSPアンバサダー）
松岡修造（テレビ朝日フィギュアグランプリシリーズ／ファイナル キャスター）
取材・文●湯川泰佑輝（THE DIGEST編集部）
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