現地時間9月28日に行なわれたプレミアリーグ第6節で、ブライトンはチェルシーに2-4で敗れて今季初黒星を喫している。
開始7分にジョルジニオ・リュテールのヘッド弾で先制したアウェーのブライトンだったが、21分に守備陣のバックパスを奪われるミスで追いつかれ、28分、31分とセットプレーから連続失点。34分にカルロス・バレバが相手GKのパスをカットして1点差に迫ったものの、41分にはコール・パーマーにプレミアリーグ新記録となる前半での1試合4得点を許してしまい、後半はスコアを動かせずに終わった。
開幕戦から連続してスタメンに名を連ねている三笘薫は、定位置の左ウイングとしてフル出場を果たし、ボールタッチ56回、シュート2回、パス32回(成功26回)、キーパス2回、ドリブル6回(成功3回)、空中戦1回(勝利)、タックル3回(成功2回)というスタッツを記録している。
先制の場面では左サイドからの攻撃参加でこれに絡んだ背番号22について、クラブはプレーに関しては言及しなかったものの、彼がペナルティーエリア内でマーカーのマロ・グストに倒されたにもかかわらず、ピーター・バンクス審判が何のアクションも起こさなかったことにSNSで不満を示した。
現地メディアの三笘評を見ると、スポーツ専門チャンネル『Sky Sports』は10点満点の採点でチーム2番目タイとなる「6」を与え、日刊紙『Daily Mail』は「ブライトンの先制ゴールに繋がるプレーを含め、常にグストに仕掛けていった。彼のタックルを受けた際にペナルティーを得ようとして倒れたが、審判はそれを認めなかった」として、こちらの採点は「5」止まりとなっている。
サッカー専門サイト『90min』は及第点の「6」を付与し、寸評では「三笘に対する注目は昨季ほどではなくなったが、彼は依然としてプレミアリーグで最も優れ、才能があり、滑らかなドリブルを見せる選手のひとりである。グストを常に警戒させ続けた」とポジティブに評した。
続いてブライトンの地元メディアでは、日刊紙『The Argus』が「6.5」と高めの評価を下し、「危険な存在に見え、簡単にPKを獲得できたかもしれなかった。特に序盤では活発に動いており、突破しそうな場面では、チェルシーが強引な対応で何とか切り抜けていた」と、そのプレーを振り返っている。
総合サイト『Sussex World』は、「前半は試合に入り込めなかったが、後半は左サイドで相手にとっての脅威となった。何度もファウルを受けたが、審判はそれを見逃すことが多かく、後半早々にPKを要求したが、認められることはなかった。狭いスペースで上手くプレーしていた」と、こちらも好印象を示し、採点は「6」とした。
構成●THE DIGEST編集部
【動画】三笘薫フル出場! チェルシー戦ハイライト!
【動画】上田綺世、途中出場の直後に豪快ヘッド弾! 第6節でNACブレダ戦ハイライトをチェック
【動画】CLの舞台で古橋・前田・旗手の日本人トリオが大活躍!