佳境を迎えた国内最高峰の男子テニスツアー「木下グループジャパンオープンテニスチャンピオンシップス2024」(9月25日~10月1日/東京・有明/ハードコート/ATP500)。シングルスとダブルスにワイルドカード(主催者推薦)で挑んだ西岡良仁(世界ランク59位)が、自身の公式インスタグラム(@yoshihito0927)で振り返っている。
26日に行なわれたシングルス1回戦はフェリックス・オジェ-アリアシム(カナダ/21位)を7-6(5)、3-6、7-6(5)で下したが、暑い中での3時間12分に及ぶ死闘で身体は限界に達したようだ。勝利が決まった瞬間、右足のけいれんを起こしてコートに倒れ込んでしまい、試合後の会見では、第2セットからけいれんの兆候があったことを明かした。
29歳の誕生日を迎えた27日は、上杉海斗(ダブルス148位)と組んだダブルス1回戦でベン・シェルトン(アメリカ/111位)/ジョーダン・トンプソン(オーストラリア/7位)に6-7(3)、2-6で敗れ、翌日のシングルス2回戦は第6シードのホルガー・ルネ(デンマーク/14位)に2-6、4-6で完敗。大会を後にすることとなった西岡は、インスタグラムに以下のように綴った。
「木下オープン2024はシングル2回戦、ダブルス1回戦敗退でした。昨日のルネ選手は素晴らしいプレーで中々チャンスをくれずに完敗でした。デビスカップからの連戦でテニスは悪くないですが身体が付いてきてないので上海まで頑張って少し休みたいと思います」
「ダブルスでは海斗のプレーが凄い良くて僕がついていけなかったですが、試合後にはトンプソンもシェルトンもみんなが海斗めっちゃうまかったんだけど誰なんだ?と聞かれる程で今後デ杯のダブルスメンバーとして入って来て欲しいです。数少ない同期なので一緒に頑張って行きたいですね」
「今年も沢山の応援ありがとうございました。また上海に向けて頑張って行きます」
なお、「ロレックス上海マスターズ」(10月2日~13日/中国・上海/ハードコート/ATP1000)の1回戦はワイルドカード(主催者推薦)で出場のイ・ジョー(中国/446位)と初めて顔を合わせる。勝てば第13シードのフランシス・ティアフォー(アメリカ/15位)と対戦予定だ。
構成●スマッシュ編集部
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