2024-25シーズンのNBAで、大きな注目を浴びている選手の1人がロサンゼルス・レイカーズのブロニー・ジェームズだ。
偉大なる“キング”レブロン・ジェームズを父に持つ19歳のルーキーは、今年のNBAドラフトで全体55位でレイカーズから指名を受けると、2巡目新人としては異例の4年契約を締結。レブロンとのリーグ史上初となる親子共演が期待されるなど、デビュー前から注目の的となっている。
ただ、純粋に戦力として考えれば、現在の実力ではローテーション入りは難しく、シーズンの大半をベンチ、あるいは下部組織のGリーグで過ごすことになるだろう。これに対し、レイカーズのレジェンドOBであるマジック・ジョンソンは、ゲスト出演したアメリカのトーク番組『Jimmy Kimmel Live!』で賛同を示し、ブロニー自らGリーグでのプレーを希望すべきだとアドバイスを送った。
「もし私がブロニーなら、父(レブロン)に『成長するために、今シーズンはずっとGリーグでプレーさせてくれ』と言うだろう。彼にはプレータイムが必要だ。プレーせず、レイカーズのベンチに座っている必要はない。彼を非難しているわけじゃないよ。まだ準備ができていないだけさ。
彼はより成長し、準備を整えなければならない。彼には素晴らしい才能とスキルがあるけれど、NBAで1試合15~20分、あるいはそれ以上プレーしたいのであれば、もっと速いペースでスキルを伸ばす必要がある」
おそらく、いや間違いなく、今季のブロニーはGリーグが主戦場になるだろう。そこでスキルやフィジカルを向上させ、近い将来レイカーズの主軸を担う選手となれるのか、またレブロンとともに親子でチームをリーグ制覇に導くことができるのか注目だ。
構成●ダンクシュート編集部
【PHOTO】39歳を迎えても未だ衰え知らず!NBAの“キング”レブロン・ジェームズ特集!