クラブは14本までとルールで認められているが「コースマネジメントやスコアメイクの仕方を覚えるなら半分がいいです」と大原健陽コーチ。
好スコアを出すのに本当に必要な打ち方や攻め方が学べるので、クラブを7本に限定したラウンドをぜひ試してほしい。
1本で「使い方ひとつ」よりも「複数の使い方」を覚えよう!
不動のレギュラー
「ドライバー、SW、パター」は、なくてはならないレギュラーメンバー。
ただしSWは、グリーンまわりから「高く上げる」「止めなくていけない」とき専用とし、メインは “AW” を使って寄せてください
準レギュラー
準レギュラーの4本は、200ヤード前後を打つクラブを1本。アイアンは2本、打ち慣れている7番と間をひとつあけて9番がオススメ。それと、ロフト50から54度くらいのAWを入れましょう
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クラブは半分でもワザは倍に増える
コースは、フルショットで決まった距離を真っすぐ打つだけでは攻略できません。ときには、番手間の飛距離を打つ、弾道に高低差をつけなくてはいけない状況が必ず出てくる。そんなことはみなさん百も承知ですよね。ただ、頭ではわかっていてもうまく実戦できているか、と聞かれると、△や×の人がほとんどだと思います。
そのマネジメントやスコアメイク術を、身をもって知る方法として「クラブを7本に限定して回る」をオススメします。いつもの半分のハーフセットでも、コース攻略のテクニックを2倍以上に増やすことができる。実際に使わない7本を抜いて置いてこなくてもOK。
スタメンを決めて「今日はこの7本しか使わない!」と決めて、コースマネジメントの大切さやラウンドテクニックの必要性を肌で感じてください!
いかがでしたか? スコアアップを目指す方は「クラブ7本ラウンド」を試してみてください。
レッスン=大原健陽
●おおはら・けんよう / 1996年生まれ、広島県出身。東北福祉大学ゴルフ部を経て、5年前から奥嶋誠昭プロコーチのもとでスイングとギアの知識を深く学ぶ。現在は奥嶋の右腕として「THE REAL SWING GOLF STUDIO」(神奈川県横浜市)で多くのゴルファーのレッスンやクラブフィッティングを行なっている。
写真=高橋淳司
協力=日神グループ 平川CC