PFUがコンパクトキーボードに新色、「雪」モデル発売

 PFUは、コンパクトキーボード「Happy Hacking Keyboard(HHKB)」シリーズの新機種として「HHKB Studio 雪」の販売を、公式オンラインショップ「PFUダイレクト」で10月2日に開始した。ラインアップは、英語配列/雪(PD-ID100Y)と日本語配列/雪(PD-ID120Y)の2モデルで、どちらも価格は4万4000円。

●カスタマイズを楽しむことも



 「HHKB Studio」は、「正確な高速タイピングを最小動作で奏でる」というHHKBの基本コンセプトを踏襲しつつ、ポインティングスティックやジェスチャーパッドを搭載することで、マウス機能やジェスチャー機能を統合した。

 「最小の動きで、無限大の創造を」をコンセプトに、真のプロフェッショナルの道具として、ホームポジションを崩すことなく全ての入力操作を完結できる。

 今回、販売が開始となったHHKB Studio 雪は、その名の通り「雪」のように白く、白を基調としたデバイスや家具との整合性を高めたデザインを採用している。本体は、雪色をベースにシルバーのアクセントを施すことで、より一層洗練されたデザインを実現した。

 刻印印字色は、キートップのカラーに合わせたクールグレーを採用し、ナチュラルな色調によって没入感を高めている。

 さらに、標準搭載の印字色(クールグレー)のキートップセット(雪)に加えて、無刻印のキートップセット(雪)をオプションで用意するとともに、薄暗い環境やXR端末を装着した状態でも快適な操作を可能にする、視認性にこだわった黒印字のキートップセットも販売する。キートップセットの価格は、無刻印/黒印字ともに英語配列が6600円、日本語配列が7590円。

 HHKB Studio 雪の販売開始にあわせて、HHKB Studio専用で提供している「HHKB Studio キーマップ変更ツール」に、個々のプロファイルごとにプロファイル設定データをインポート/エクスポートできるようにする新機能を追加した。また、Windowsで作成したプロファイル設定データをmacOS上のHHKB Studio キーマップ変更ツールで開いて、インポートすることが可能になっている。同様に、macOSで作成したプロファイル設定データの、Windowsでのインポートにも対応した。

 そのほか11月7日には、HHKBファンの交流イベント「HHKB ユーザーミートアップ Vol.8」を、ベルサール神田(東京都千代田区)で開催する。定員は先着100人。申し込み受け付けは10月31日まで。参加費は3000円。