イオンが取り組むフードロス削減活動「フードドライブ」について学ぶトークショーが、10月3日(木)に埼玉県越谷市のイオンレイクタウンで開催されました。「みんなでフードロスをなくそう! フードドライブってなに?」と題されたイベントには、南海キャンディーズ・しずちゃん、水田信二、トレンディエンジェル・たかし、ガクテンソク(よじょう、奥田修二)、横澤夏子、ヒロユキMc-Ⅱが出演。笑いを交えながら、持続可能な社会のためのアクションをみんなで考えました。
出典: FANY マガジン
キャベツの外側の皮は出汁に!?
イオンでは10月4日(金)~10月14日(月・祝)の11日間、全国のグループ16社・約2,000店舗で食品ロスを削減するための「フードドライブ」を実施します。
まずは芸人たちが、フードロス削減のために取り組んでいることについて話し合いました。横澤が「スーパーでは、奥の賞味期限が先のものではなく、手前のものから取る」と明かすと、水田も「僕も割引のものから取るようにしています」とうなずきます。
一方、ガクテンソク・奥田は、「趣味のUFOキャッチャーで食べ物をできるだけ取っている」と、独自の“取り組み”を明かして会場を笑わせました。
出典: FANY マガジン
水田は本来、食べられる部分まで捨てられてしまう“食品の過剰除去”についても一言。「“皮ぎし”がいちばん美味いのに……」と、もったいなさを訴えます。
これを聞いたしずちゃんが「キャベツのいちばん外側の皮って捨てていいんかな?」とたずねると、水田は「出汁を取ったりできますよ」と、元料理人らしい知恵を披露しました。
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日本全体で年間4兆円分のロス!?
その後、イオンの環境・社会貢献部の伴井明子さんと加納誠さんから、「フードドライブ」について説明がありました。
「フードドライブ」とは、家庭で余っている食品を持ち寄ると、それが生活困窮者の支援団体やこども食堂に寄付される取り組みです。これによって、食品ロスの削減だけでなく社会貢献にもつながります。
説明を聞いた横澤は、「うちの下の子がミルクを飲まなくなったら、ミルクは賞味期限が遠いから持っていけばいいのね」と納得顔でした。
出典: FANY マガジン
続いて、フードロスに関するクイズ大会が行われ、みんなでフードロス削減について楽しく学びました。「現在のフードロスでは、国民全員が○○を毎日1つ捨てている計算になります。○○に入るのはなんでしょう?」という問題では、大喜利大会に! 奥田が「プライド」と回答すれば、しずちゃんは「昔の恋人との思い出」と答えて会場を盛り上げます。
正解が「おにぎり」と明かされると全員がびっくり。日本国民全体の食品ロスは年間約4兆円に上り、1人あたり1日88円分の食品を捨ててていることになると説明されると、トレンディエンジェル・たかしは「もったいない!」と嘆きます。
最後に、すっかり意識が高くなった水田は「スーパーで奥から取っている人がいたら、『ダセエことすんなよ』と言いたい」と語り、ヒロユキに「イベント前より過激になっている」とツッコまれていました。
またこの日は、イオンレイクタウンの「Kaze」に市川市立第二中学校の生徒たちが校外学習で訪れ、フードドライブを学ぶなど、イオンの食品ロスに対するさまざまな取り組みが行われた1日となりました。
出典: FANY マガジン
参加した中学生は「いつも学校で学んでいるSDGsだけでなく、世の中の企業のSDGsについて知れて、有意義な時間でした。今回、参加したことでフードドライブを知ったので今後、さまざま場面でそのことを思い出すようにしようと思います」と話していました。