日本人初の世界3位に入賞した職人がつくるブランド豚を使用した「熟成ベーコン」

 しまざき牧場の直営店である「厚木ハム」は10月15日、自社ブランド豚肉である贅豚を使用した熟成ベーコンの先行販売を、クラウドファンディングサイト「Makuake」にて開始した。価格は120g入り×2パックで4110円(贅豚ベーコン超早割)から。

●肉の旨味、脂身の甘み、熟成と燻製の香りを頂点まで高めた



 同社は、東北地方の自社農場で飼育する豚肉のみを使用したハムやベーコン、ソーセージ作りにこだわっており、ドイツ国際コンテストで世界ランキング入りした職人が、もっと豚肉の美味しさや旨味を味わってもらえる商品を作れないかとの思いから、自社農場産ブランド豚である「贅豚」を使用して、独自の熟成メソッドを使用した熟成ベーコンとして、「贅豚ベーコン」を開発した。

 「贅豚」は、ハンガリーの食べる国宝「マンガリッツァ」とデュロックのかけ合わせでできた。今回先行販売が開始された「贅豚ベーコン」は、ドイツ国際コンテスト「IFFA」で世界ランキング3位入賞を成し遂げた同社の代表職人である嶋崎洋平氏が、肉の選定から塩分濃度、香辛料選定はじめ製造の全工程を管理し、究極を求めて手作りしている。

 厳選した数種類のスパイスを煮出して香り出しに使っているため、スパイスの香りが豚肉と相まった時に食欲をそそる最高の香りとなる。味の決め手は、3週間の熟成期間をとって味と香りが変化するポイントを待ち続け、ここぞというタイミングを見極めて熟成を止めることだという。