「本当のバックアッパーはジョーンズのみ」遠藤航は控えでも厳しいのか。リバプールがウクライナ代表MFに関心と現地報道「ベンチ組は十分ではない」

 リバプールはアルネ・スロット監督の下で好スタートを切った。中盤ではライアン・フラーフェンベルフが指揮官の期待に応え、アレクシス・マカリステルとのコンビが高く評価されている。

 ただ、中盤の強化を巡る報道は後を絶たない。『CaughtOffside』は、クラブがシャルタールに所属するウクライナ代表MFゲオルギー・スダコフに関心を寄せていると報じた。「フラーフェンベルフやマカリステルの負傷時、本当にバックアッパーとなるのはカーティス・ジョーンズのみ」と伝えている。

 これを受け、リバプール専門サイト『Anfield Index』は、遠藤航をはじめとするベンチメンバーについて、「スタメンは強力だが、ジョーンズ、エンドウ、タイラー・モートンの中盤ベンチ組は、ケガや不調があった際に十分ではないかもしれない」と報じた。

「その中でリバプールの1月の補強プランが浮かびつつあり、彼らはさらなる中盤強化に特に集中している。スダコフのようなタレント確保が強く必要となるのは、中盤のメイントリオとの層の違いから生じているのだ」
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 同メディアは「スダコフ加入はとてもエキサイティングだ。スロットはすでに中盤を若返らせることができると示した。そこにスダコフも加われば完璧だ」と続けている。

「過密日程のシーズンでケガのリスクもあることから、リバプールの現在の層の厚さを考えれば、スダコフはただの新加入選手以上となる。中盤における戦略的な多様性や屈強さを体現するのだ。彼の若さやダイナミズムは、チームにフレッシュなエネルギーと革新をもたらす。リーグトップの座を確かにし、今季のすべての大会で競っていくために、まさに必要な補強となるかもしれない」

 出場機会がほとんど得られない現状から、遠藤は今冬の去就を取りざたされている。本人はチャンスが訪れると信じ、そのときに備えているが、今後の進展が気になるところだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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