現地10月17日、ロサンゼルス・ドジャースは敵地でニューヨーク・メッツとのリーグ優勝決定シリーズ(7戦4勝制)第4戦を戦い10対2で勝利。成績を3勝1敗としてワールドシリーズ進出に王手をかけた。
【動画】メッツとのリーグ優勝決定シリーズ第4戦で、大谷翔平&ベッツがともに本塁打!
10安打8得点と快勝した前日の第3戦に続いて、第4戦でもドジャース打線が好調だった。初回に大谷翔平が先頭打者アーチで口火を切ると、3回には4番に抜擢されたトミー・エドマンの適時二塁打、5番エンリケ・ヘルナンデスの内野安打で3対1とした。
4回には1死一、二塁で2番ムーキー・ベッツが適時二塁打を放ち、6回には好調ベッツに2ラン本塁打が飛び出した。8回にはエドマンと7番ウィル・スミスの適時打で10点目。ドジャース打線が計12安打でメッツ投手陣を打ち崩した。
この一戦で顕著だったのが、3打数1安打、1本塁打、3四球の1番大谷と、6打数3安打、1本塁打、4打点の2番ベッツの活躍だった。
試合後、『MLB.com』のサラ・ラングス記者は、「オオタニとベッツは、2人で7度も本塁を踏んだ。ポストシーズンに先発出場した1、2番打者が記録した7得点は、最多タイ記録となった」と自身のXで伝えた。
さらに、「過去に達成したのは、ニューヨーク・ヤンキースのデレク・ジーター&アレックス・ロドリゲス(2004年のア・リーグ優勝決定シリーズ第3戦)、同じくヤンキースのフランキー・クロセッティ&レッド・ロルフ(1936年のワールドシリーズ第2戦)の2例だけ」と続けている。
今ポストシーズンでは走者なしの場面で22打数無安打と当たりが出ていない大谷だったが、第4戦でついに走者なしで本塁打。ベッツもプレーオフ開幕当初は不振だったものの、本来の打棒を取り戻している。
現地18日に行なわれる第5戦でドジャースが勝てば、4年ぶりのワールドシリーズ進出が決定。引き続き、大谷とベッツの1、2番コンビの活躍に期待したい。
構成●THE DIGEST編集部
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