中村敬斗だけじゃない!名門ナポリが三笘、久保ら新たに日本人4選手に関心と伊メディア報道「ビッグネームの放出があるかもしれない」

 クラブの上層部が関心を公にしているだけに、補強をめぐる報道が過熱するのは当然だ。

 イタリアのメディア『TUTTOmercatoWEB』は10月17日、セリエAのナポリが日本人選手をターゲットとしており、三笘薫(ブライトン)や久保建英(レアル・ソシエダ)、板倉滉(ボルシアMG)が候補になり得ると報じた。

 ナポリのアウレリオ・デ・ラウレンティス会長は、2022-23シーズンのセリエAで優勝を達成した際、立役者のひとりとなったキム・ミンジェの成功もあり、アジア人選手の獲得に興味を示した。新たな市場開拓にもつながるからだ。

 さらに先日、トンマーゾ・ビアンキーニCRO(チーフレベニューオフィサー/最高収益責任者)も、『Corriere dello Sport』紙で「アジアは開拓すべき重要なエリアだ。日本人のスーパーヒーローがいたら好ましいね」と話している。

 そして17日、TUTTOmercatoWEBは三笘や久保を取り上げ、「どちらも非常にコストがかかるので、ヴィクター・オシメーンのようなビッグネームの放出が1人(か2人)あるかもしれない。フビチャ・クバラツヘリアの去就もまだ分からないところだ」と報じた。
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 さらに、「主なアジア人選手ではイ・ガンインもあり得るが、パリSGが手放すことはないだろう。そこでイタクラもいる。特にポジションという点で異なるが、前述の選手たちよりも届きやすい」と続けている。

 ナポリは先日、スタッド・ドゥ・ランスで好調の中村敬斗への関心が報じられたところだ。また、ビアンキーニCROの発言を受け、フィジカルの問題からアーセナルでの今後が騒がれている冨安健洋への興味を示唆したメディアもある。

 もちろん、関心があるのと、実際に獲得に乗り出すかどうかは別物だ。さらに移籍が実現するかどうかは、もっとハードルが高くなる。相手クラブとの交渉や、なにより本人の意思が重要だからだ。

 ただ、ビジネス的な才覚にも長けた名物会長が率いるクラブだけに、今後の動きに注目したい。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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