「クリンスマンに捕まって早期敗退。サウジから厳格な通知」マンチーニ監督の解任報道に韓国メディアも反応!「決別が正しいという判断を下した」

 サウジアラビアメディア『al-madina』が、同国代表を率いるロベルト・マンチーニ監督の進退について報じた。

「サッカー協会は、2026年ワールドカップ・アジア最終予選での成績不振を理由に、マンチーニ氏との契約解除を決定。正式発表の準備を進めている」

 同予選でサウジは初戦でインドネシアと1-1で引き分け、続く中国戦は2-1で勝利も、第3戦は日本に0-2で敗戦。直近のバーレーン戦はスコアレスドローで、4試合を終えて1勝2分1敗、勝点5でグループ3位の成績だ。

 格下と見られる相手にも勝ち切れない現状に、イタリア人指揮官の立場もいよいよ危うくなっているようだ。

『al-madina』の報道には韓国メディアも反応。『STN SPORTS』は「“クリンスマンに捕まって早期敗退”マンチーニ監督が極度の不振、“サウジアラビアからの厳格な通知”」と見出しを打ち、「マンチーニ監督は更迭のナイフを避けられない雰囲気だ」と伝えている。
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「マンチーニ監督は昨年8月、サウジアラビア代表チームの指揮棒を取った。4年契約で、年俸は2800万ドルだ。だが、マンチーニ体制は不安定で、去る1月のアジアカップではラウンド16で韓国とPK戦を戦い、敗北の気配が感じられると、最後まで見ずに引き下がった」

 母国代表の過去の対戦を振り返りつつ、W杯予選で思うように成果を出せない現状にも触れ、「サウジアラビアサッカー協会は、4試合でわずか1勝のマンチーニ監督との決別が正しいという判断を下したと見られる」と記す。

 サウジは11月シリーズでオーストラリア、インドネシアと相まみえる。この2連戦は新体制に臨むことになるのだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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