現地10月22日の開幕まで残り5日。NBA新シーズンの幕開けが目前に迫っている。
開幕時点ではすべてのチーム・選手が横一線。オープニングゲームは、そのシーズンにいいリズムで入っていけるかという点で非常に重要だ。
では過去のリーグ開幕戦で、最も高得点をあげたのは誰なのか。今回は各球団別のトップ3をまとめた。第2回はウエスタン・カンファレンス編をお届けする。
■球団別開幕戦得点ランキング
※チームにとってシーズン最初の試合が対象。*現在も同チームに在籍
<ダラス・マーベリックス>
1位:ジム・ジャクソン/37得点(1994年)
2位:ダーク・ノビツキー/36得点(2008年)
3位:ルカ・ドンチッチ*/35得点(2022年)
<デンバー・ナゲッツ>
1位:アレックス・イングリッシュ/47得点(1985年)
2位:アレックス・イングリッシュ/39得点(1988年)
3位:オーランド・ウーリッジ/37得点(1990年)
3位:キキ・ヴァンダウェイ/37得点(1983年)
<ゴールデンステイト・ウォリアーズ>
1位:ウィルト・チェンバレン/56得点(1962年)
2位:ウィルト・チェンバレン/48得点(1961年)
3位:モンテイ・エリス/46得点(2010年)
<ヒューストン・ロケッツ>
1位:ジェームズ・ハーデン/44得点(2020年)
2位:スティーブ・フランシス/39得点(2002年)
2位:アキーム・オラジュワン/39得点(1988年)
<ロサンゼルス・クリッパーズ>
1位:ワールド・B・フリー/46得点(1979年)
2位:デレック・スミス/36得点(1985年)
2位:ボブ・マッカドゥー/36得点(1975年)
<ロサンゼルス・レイカーズ>
1位:エルジン・ベイラー/52得点(1959年)
2位:コビー・ブライアント/45得点(2007年)
3位:ジェリー・ウエスト/39得点(1969年)
<メンフィス・グリズリーズ>
1位:ジャ・モラント*/44得点(2020年)
2位:ジャ・モラント*/37得点(2021年)
3位:ジャ・モラント*/34得点(2022年)
<ミネソタ・ティンバーウルブズ>
1位:カール・アンソニー・タウンズ/36得点(2019年)
2位:ケビン・ラブ/34得点(2012年)
2位:ケビン・ガーネット/34得点(1999年)
<ニューオリンズ・ペリカンズ>
1位:アンソニー・デイビス/50得点(2016年)
2位:アンソニー・デイビス/33得点(2017年)
3位:アンソニー・デイビス/32得点(2018年)
<オクラホマシティ・サンダー>
1位:デイル・エリス/46得点(1988年)
2位:ケビン・デュラント/42得点(2013年)
3位:ラッセル・ウエストブルック/38得点(2014年)
<フェニックス・サンズ>
1位:ケビン・ジョンソン/39得点(1995年)
2位:チャールズ・バークレー/38得点(1993年)
2位:トム・チェンバース/38得点(1990年)
<ポートランド・トレイルブレイザーズ>
1位:キキ・ヴァンダウェイ/47得点(1984年)
2位:デイミアン・リラード/39得点(2016年)
3位:CJ・マッカラム/37得点(2015年)
<サクラメント・キングス>
1位:タイニー・アーチボルド/42得点(1973年)
2位:ジャック・トワイマン/39得点(1961年)
3位:ジャック・トワイマン/38得点(1959年)
<サンアントニオ・スパーズ>
1位:ジョージ・ガービン/39得点(1977年)
2位:ラリー・ケノン/38得点(1978年)
3位:カワイ・レナード/35得点(2016年)
3位:ジョージ・ガービン/35得点(1981年)
<ユタ・ジャズ>
1位:カール・マローン/40得点(1989年)
1位:エイドリアン・ダントリー/40得点(1983年)
3位:エイドリアン・ダントリー/39得点(1981年)
現在も所属する選手が記録保持者となっているのは、イースタン・カンファレンスではボストン・セルティックスのジェイレン・ブラウン。ウエストではグリズリーズのジャ・モラントのみという結果となった。
なかでもモラントは、グリズリーズの開幕戦得点記録で上位3枠を独占。2020年の44得点を皮切りに、3年連続で34点以上を奪っている。開幕戦平均32.3点は、4試合以上に出場した選手の中では歴代トップに立っている。
モラント以外ではマーベリックスのルカ・ドンチッチが開幕戦平均27.0点(歴代8位)、レイカーズのアンソニー・デイビスが同26.7点(同9位)と初戦に強さを見せている。
リーグ全体の開幕戦得点記録は、ウィルト・チェンバレンが1962年に記録した56得点で、2位がマイケル・ジョーダン(シカゴ・ブルズ)の54得点。50得点以上を叩き出したのは、この2人とレイカーズのエルジン・ベイラー、現役のデイビスとのカイリー・アービング(当時ブルックリン・ネッツ/現ダラス・マーベリックス)の5人のみとなっている。
今季開幕戦で、上記のランキングを塗り替える猛者は現われるのか。各チームの初陣に注目だ。
構成●ダンクシュート編集部
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