逆転負けを喫した山形戦の課題を来週のトレーニングでどう改善するのか。クラブOBが清水の秋葉監督に質問

 2024年10月20日、清水エスパルスがモンテディオ山形に1-2と敗れた後、清水の秋葉忠宏監督が公式会見に対応。その場で、クラブOBの鄭大世氏が秋葉監督に質問する場面があった。同氏は指揮官に次のように訊いている。

「今日はほぼ完璧な試合展開だったと思います。最終局面、アタッキングサードでのちょっとした状況判断でゴールが入らなかった印象ですが、次の試合(栃木戦)に向けて来週のトレーニングで今日出た課題をどう改善していくのか。その点についてお答えください」

 すると、秋葉監督は「もう今まさにテセさんが言ってくれたとおり、最後どう点を取るかだと思います」と回答し、言葉を継いだ。
 
「まずは単純にボックス周りの崩し、ボックス内でシュートシーンを作れるか。80パーセント、90パーセント(のゴール)がボックス内からのシュートですから、ワンタッチのゴールを含めてそこから如何に回数を増やせるか、再現性高く崩しをできるか。また1週間、アタックのところでどう点を取るのかを突き詰めつつ、今日2失点したので一瞬の隙も見せないような守備ができるよう準備したいです」

 次節の栃木戦では最終局面のクオリティを高めてコンスタントにゴールを奪えるか。山形戦の敗戦を無駄にしたくない。

取材・文●白鳥和洋(サッカーダイジェストTV編集長)

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