ドジャース、4年ぶりのワールドシリーズ進出決定!エドマンが4打点の活躍、大谷もダメ押しタイムリーで勝利に貢献

 現地10月20日、ドジャー・スタジアムで行われたナ・リーグ優勝決定シリーズ第6戦は、10対5でドジャースが勝利。ワールドシリーズ進出を決めた。1番・DHでスタメン出場した大谷翔平は4打数2安打1打点の活躍でリーグ優勝に貢献した。

 王手をかけつつもニューヨークでの対決では勝負を決め切れず、再びロサンゼルスに戻ってきたドジャース。勝てばヤンキースとの頂上決戦が決まる大一番、先発したのは本来クローザーのマイケル・コーペック。いきなり相手主砲のピート・アロンゾにタイムリーを打たれてしまうも、裏の攻撃では大谷が第2戦で打ちあぐねたショーン・マナエアから見事にヒット。テオスカー・ヘルナンデスとトミー・エドマンも続き、2点を挙げていっきに逆転に成功した。

 2回には第2打席が大谷に回ってくるも、ここは三振。だが3回、またもエドマンが今度は2ラン。さらにウィル・スミスも同じく2ランで続いて、6対1とメッツを突き放す。
  メッツは4回にプレーオフで大活躍中のマーク・ビエントスが2ランを放って2点を返し、さらに直後にはクローザーのエドウィン・ディアズが登板。予想外の相手に第3打席の大谷はキャッチャーへのポップフライに倒れるなど、ドジャース打線はこの回無失点。

 5回は両軍とも得点を挙げられなかったが、6回には無死一、二塁の好機で大谷の第4打席が回ってくる。さすがはチャンスに強い大谷、フルカウントから真ん中やや高めの4シームを叩いた打球がセンター前に落ち、ダメ押しの1点を入れて7対3となる。

 メッツは直後の7回に1点を返して再度3点差に迫り、その裏には千賀滉大が6番手で登板。次の8回には大谷との対決が実現したが、ここはフルカウントからの四球。さらにドジャースは千賀に襲い掛かって3点を挙げ、いよいよ勝利目前となる。

 最後は8回から登板していた7番手のブレイク・トライネンが1点を失いつつも抑え、ドジャースが10対5で勝利。4年ぶりのリーグ優勝を決めた。大谷はみんなとともに歓喜の輪に加わった。

構成●SLUGGER編集部

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