大谷翔平、メッツとの第6戦で球団新記録「16」の新たな金字塔を打ち立てる! ラミレスら名手たちの記録を一気に抜き去った

 またひとつスーパースターが新たな金字塔を打ち立てた。

 現地10月20日に行なわれたMLBナ・リーグ「優勝決定シリーズ」の第6戦、ロサンゼルス・ドジャースは本拠地でニューヨーク・メッツと対戦した。1番・DHで先発出場の大谷翔平は第1打席でいきなりシングルヒットで出塁し、そこを足掛かりにドジャースは2点を奪って逆転に成功。さらに大谷は6対3で迎えた6回裏にも無死一、二塁の好機でセンター前にタイムリーを放ち、貴重な追加点をもたらした。
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 MLB公式サイトでデータ分析を担うサラ・ラングス記者はXを更新。試合前から大谷の「ポストシーズンのシリーズにおける出塁数」に着目していた。優勝決定シリーズは第5戦までに大谷は14回出塁しており、これは球団史上2番目の長さ。そして第6戦の第4打席で大谷は出塁数を「16」に伸ばし、歴代トップに躍り出たのだ。大谷は続く第5打席でも四球を選び、記録を「17」としている。
  ラングス記者によるとそれまでの記録は、2020年ワールドシリーズのコリー・シーガー、2008年ナ・リーグ優勝決定シリーズのマニー・ラミレス、1955年ワールドシリーズのジム・ギリアムが持ち、さらには今シリーズでチームメイトのマックス・マンシーも「15」をマークしていた。

 試合はドジャースが10対5で勝利。4年ぶりのワールドシリーズ進出を決め、東の横綱ニューヨーク・ヤンキースと雌雄を決する。大谷にとっては初のポストシーズンにして初のビッグトライアルだ。

構成●THE DIGEST編集部

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