霜降り明星・粗品の熱いコメントにカウス会長もうなる…上方漫才協会“10周年公演”で実力派芸人が勢ぞろい!

2代目会長は“DNAを受け継ぐ”せいや!?

「第一回 上方漫才協会大賞」(2016年)で大賞を受賞したのはアインシュタイン。河井はこう語ります。

「組んで3年目ぐらいのときにこの賞をいただいて、大賞を機に少しずつお仕事をいただけるようになったので感慨深いものがあります。僕たち以降も大賞を獲った後輩がいますけど、負けないようにサボらないように頑張りたいです」

稲田は「第一回目でいただいたおかげで、ほかの賞レースであまり結果が出ていないところがうやむやになって……。すごく助かります」と語って笑いを誘いました。


出典: FANY マガジン

霜降り明星は、「第四回 上方漫才協会大賞」(2019年)で特別賞を受賞。粗品が熱い思いを語って、カウスをうならせました。

「(2018年に)『M-1グランプリ』で優勝するまでの過程とか、“漫才の成長”は間違いなく上方漫才協会に身を置いていたことと、『よしもと漫才劇場』で、当時の霜降り明星には見合わない舞台数をいただいたことだと思います。そこで漫才を磨かせていただいたおかげでM-1も優勝できて感謝していますし、上方漫才協会やよしもと漫才劇場のことをいつか『実家』と呼べるぐらいになるまで頑張りたいです」

一方、「漫才は人生の原点」というのはせいや。カウスに挨拶した際に言われた「お〜! 中田カウスのDNAを持つ男」という言葉が忘れられず、「宝物のようだ」と語ります。せいやが「2代目会長は(河井ではなく)僕です!」と立候補すると、カウスの口から「それ、みんなに言うてんねん」と衝撃の事実が! せいやは「師匠!」と驚いていました。


出典: FANY マガジン

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コットン・きょんが語る“忘れられない一言”

「第八回 上方漫才協会大賞」(2023年)で大賞を受賞し、現在も「よしもと漫才劇場」に所属している天才ピアニスト。竹内が「(よしもと漫才劇場は)挑戦する場としていただいている場所だと思っているので、上方漫才の伝統を守るとともに、新しいものにも挑みたい」と意気込むと、ますみも「女性漫才師・コント師として、女性にしか出せない漫才のしなやかな筋肉を山盛りつけて、ネタもますみ自身もデカくなっていきたい」と意欲を見せました。

一方、大道芸を中心に活動しているもりやすは、「第八回 上方漫才協会大賞」(2023年)で劇場賞を受賞したことで、「『ボク、いていいんや』って(思えた)」とポツリ。「個人的には師匠みたいに上品なお笑いができるようになりたいですし、師匠みたいに楽屋にお花を生けたいです」と話しました。


出典: FANY マガジン

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「第八回上方漫才協会大賞」(2023年)で文芸部門賞を受賞したコットン。ふだんの劇場ではコントを披露することが多いという彼らですが、「僕らは漫才もやるので相乗効果で高められたら。いつか劇場に恩返しがしたいです」(西村)と意気込みます。

また、せいやの話を受けて「僕も師匠に言われて忘れられない一言がある」ときょんがエピソードを語る一幕も。劇場で女性の恰好をして準備をしていたところ、カウスから「キレイやな」と言われたそうで、「すごく嬉しかった。これからも師匠にハマる女性を研究したい」と、方向性がよくわからない“決意”を語りました。


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