現地10月20日に行なわれたリーグ優勝決定シリーズの第６戦でロサンゼルス・ドジャースがニューヨーク・メッツと対戦し、10－５で勝利。対戦成績を４勝２敗とし、ワールドシリーズ（WS）進出を決めた。
ナ・リーグを制したドジャースは、WSでア・リーグ王者のニューヨーク・ヤンキースと激突する。両リーグのホームラン王である大谷翔平とアーロン・ジャッジに加え、ドジャースのムーキー・ベッツやテオスカー・ヘルナンデス、ヤンキースのフアン・ソト、カルロス・ロドンなどスター選手たちが世界一の座を懸けて火花を散らす。
米メディア『THE BIG LEAD』は「ヤンキース対ドジャースのワールドシリーズの勝者はすでに決まっている」と題した特集記事を掲載。「ワールドシリーズ史上最も視聴率の高い３試合のうち２試合は、ヤンキースとドジャースの対戦だ」と過去の対戦での視聴数について、こう伝えている。
「1978年のワールドシリーズ第６戦ではヤンキースがドジャースを破り、NBC（米放送局）で平均4427万9000人の視聴者を獲得した。1981年のワールドシリーズ第６戦ではドジャースがヤンキースを破り、ABC（同）で平均4137万の視聴者を獲得した。
この数字を2023年のアリゾナ・ダイヤモンドバックス対テキサス・レンジャーズのワールドシリーズと比較してみよう。第２戦の平均視聴者数は、土曜夜のFOX（同）で過去最低の815万人。 シリーズ全体では、1963年の視聴率調査開始以来最低の平均視聴率となった」
【画像】大谷翔平＆真美子夫妻の“仲睦まじいツーショット”写真を厳選してお届け！ 愛犬デコピンも登場 そのうえで世紀の一戦について「歴史的なワールドシリーズの対戦には、すでに大きな勝者がいる。MLBとFOXの幹部たちだ。彼らの経済的生計は、ほとんどのファンが理解できないほど視聴率にかかっている」と言及。スターたちの競演に「ドジャースの大谷やムーキー・ベッツ、ヤンキースのアーロン・ジャッジやフアン・ソトといった選手たちが、このシリーズのマーケティングを楽々とこなしてくれるだろう」と論じている。
世界中から注目を集めるWSの初戦は、26日にドジャースの本拠地ドジャー・スタジアムで開催予定だ。
構成●THE DIGEST編集部
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